写真は、ハサミ。
名前が書いてある。
書いたのは、うちのばぁちゃん。(僕の母)
このハサミを見て思い出した。
うちのばぁちゃん、何にでも名前を書いていた。
おじいちゃんの帽子や作業道具、バケツなどなど、
マジックでしっかりと名前を書いていた。
ある日、ばぁちゃん、
僕の息子の財布に、しっかりと名前を書いた。
マジックでしっかりと、カタカナで「マツイ XXX」と書いた。
それに気付いた息子(当時、小学校低学年)。
めそめそ泣いた。
その気持ちは、おばぁちゃん以外、全員がよくわかった。
お気に入りのセレッソの布製の財布。
マジックでしっかりと「マツイ XXX」
『あんまりや!』僕も、そう感じた。
名前を書くこと自身は、悪いことではないが、
その大きさ、字体、見栄え、『それは、ないやろ!』という感じだった。
その後、僕がシンナーで消してあげようとしたが、
布製だったので、しみこんで黒ずんで、使い物にはならなかった。
・・・・
今でも、時々、そのことを笑い話として家族で話すことがある。
(〃^×^)★あははははっ