イザヤ61章
10節「わたしは主によって喜び楽しみ、わたしの魂はわたしの神にあって喜び躍る。主は救いの衣をわたしに着せ、恵みの晴れ着をまとわせてくださる。花婿のように輝きの冠をかぶらせ、花嫁のように宝石で飾ってくださる」(新共同訳)
1節「主はわたしに油を注ぎ 主なる神の霊がわたしをとらえた。わたしを遣わして 貧しい人に良い知らせを伝えさせるために。打ち砕かれた心を包み 捕らわれ人には自由をつながれている人には解放を告知させるために」。小見出しは「貧しい者への福音」。「油注ぎ」は、王位の任職を表わす(サムエル記上16章13節、詩2篇)。この箇所は、ルカ福音書4章17~19節に、主イエスがナザレの会堂で、この実現を告げている。ここにメシアの働きが四つある。①貧しい者に良い知らせを伝え、②打ち砕かれた心を包み、③捕らわれ人に自由を、④つながれている人に開放を告げる。
2節「主が恵みをお与えになる年、わたしたちの神が報復される日を告知して、嘆いている人々を慰め」。ここでは二つである。①神が報復される日を告知する、②嘆いている人々に慰めを与える。神の報復とは、捕らわれて嘆いている者に解放を告げることである。
3節「シオンのゆえに嘆いている人々に、灰に代えて冠をかぶらせ、嘆きに代えて喜びの香油を、暗い心に代えて賛美の衣をまとわせるために。彼らは主が輝きを現すために植えられた、正義の樫の木と呼ばれる」。三つ出ている。①嘆いている人々に冠をかぶらせ、②嘆きに代えて喜びの香油を、③暗い心に賛美の衣をまとわせる。
4節「彼らはとこしえの廃虚を建て直し、古い荒廃の跡を興す。廃虚の町々、代々の荒廃の跡を新しくする」。廃墟の跡に、新しい都が建設され、その復興に他国の民が仕える。
6節「あなたたちは主の祭司と呼ばれ、わたしたちの神に仕える者とされ。国々の富を享受し、彼らの栄光を自分のものとする」。新しく祭司が立てられる。恥と嘲りは消えて喜びが与えられる(7節)。献げ物は強奪されず、永遠の契約が結ばれる(8節)。主の祝福を受けた一族と呼ばれる(9節)。
10節「わたしは主によって喜び楽しみ、わたしの魂はわたしの神にあって喜び躍る。主は救いの衣をわたしに着せ、恵みの晴れ着をまとわせてくださる。花婿のように輝きの冠をかぶらせ、花嫁のように宝石で飾ってくださる」。その時、民は喜びと賛美と救いの衣を着け、花婿と花嫁が恵みの晴れ着を身にまとう様に麗しい装いを整える。これは3節にもメシアの働きとして示されている。ヨハネ黙示録7章9節以下に「小羊の血で洗った白い衣」を着た群衆が、天使たちと大合唱をしている光景を描き出している。キリスト者のも装いをいつも整えていかねばならない(エフェソ4章22~24節)。
11節では大地が草の芽を萌え出すように、諸国の民の前に「恵みと栄誉」(口語訳=義と誉)を芽生えさせることとなる。
10節「わたしは主によって喜び楽しみ、わたしの魂はわたしの神にあって喜び躍る。主は救いの衣をわたしに着せ、恵みの晴れ着をまとわせてくださる。花婿のように輝きの冠をかぶらせ、花嫁のように宝石で飾ってくださる」(新共同訳)
1節「主はわたしに油を注ぎ 主なる神の霊がわたしをとらえた。わたしを遣わして 貧しい人に良い知らせを伝えさせるために。打ち砕かれた心を包み 捕らわれ人には自由をつながれている人には解放を告知させるために」。小見出しは「貧しい者への福音」。「油注ぎ」は、王位の任職を表わす(サムエル記上16章13節、詩2篇)。この箇所は、ルカ福音書4章17~19節に、主イエスがナザレの会堂で、この実現を告げている。ここにメシアの働きが四つある。①貧しい者に良い知らせを伝え、②打ち砕かれた心を包み、③捕らわれ人に自由を、④つながれている人に開放を告げる。
2節「主が恵みをお与えになる年、わたしたちの神が報復される日を告知して、嘆いている人々を慰め」。ここでは二つである。①神が報復される日を告知する、②嘆いている人々に慰めを与える。神の報復とは、捕らわれて嘆いている者に解放を告げることである。
3節「シオンのゆえに嘆いている人々に、灰に代えて冠をかぶらせ、嘆きに代えて喜びの香油を、暗い心に代えて賛美の衣をまとわせるために。彼らは主が輝きを現すために植えられた、正義の樫の木と呼ばれる」。三つ出ている。①嘆いている人々に冠をかぶらせ、②嘆きに代えて喜びの香油を、③暗い心に賛美の衣をまとわせる。
4節「彼らはとこしえの廃虚を建て直し、古い荒廃の跡を興す。廃虚の町々、代々の荒廃の跡を新しくする」。廃墟の跡に、新しい都が建設され、その復興に他国の民が仕える。
6節「あなたたちは主の祭司と呼ばれ、わたしたちの神に仕える者とされ。国々の富を享受し、彼らの栄光を自分のものとする」。新しく祭司が立てられる。恥と嘲りは消えて喜びが与えられる(7節)。献げ物は強奪されず、永遠の契約が結ばれる(8節)。主の祝福を受けた一族と呼ばれる(9節)。
10節「わたしは主によって喜び楽しみ、わたしの魂はわたしの神にあって喜び躍る。主は救いの衣をわたしに着せ、恵みの晴れ着をまとわせてくださる。花婿のように輝きの冠をかぶらせ、花嫁のように宝石で飾ってくださる」。その時、民は喜びと賛美と救いの衣を着け、花婿と花嫁が恵みの晴れ着を身にまとう様に麗しい装いを整える。これは3節にもメシアの働きとして示されている。ヨハネ黙示録7章9節以下に「小羊の血で洗った白い衣」を着た群衆が、天使たちと大合唱をしている光景を描き出している。キリスト者のも装いをいつも整えていかねばならない(エフェソ4章22~24節)。
11節では大地が草の芽を萌え出すように、諸国の民の前に「恵みと栄誉」(口語訳=義と誉)を芽生えさせることとなる。