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はじめのことば
戦後レジウムからの脱却
第二次世界大戦後に確立されたアメリカの日本への干渉を排除すること、これが私流『戦後レジウム』からの脱却になります。
100の論点:22. 「戦後レジームからの脱却」とは何を意味するのでしょうか。 - 日本平和学会ホームページ https://www.psaj.org/100points22/
WBC日米決戦
WBCは日本の優勝で幕を閉じました。朝からテレビ中継に釘付けになっている妻の声援のうるさいこと。本塁打を打てば"やった-"ピンチを切り抜けれは"よしゃ-"、それも大声で、ふだんの姿からは想像もつきません。それだけ力を入れて応援していたのでしょう。対するわたしはじっくり、一球ごとの勝負を静かにみていました。応援は妻に任せ、静かに観戦させていただきました。
円陣を組んだときの大谷翔平選手のことばがとても印象に残りました。それは
「憧れるのをやめましょう」
ずどんと心に響きました。大リーグで大活躍している大谷選手、対戦相手の選手はいわば同僚、お互いがリスペクト、しかし、戦いは別、その思いが出た発言でした。しかし、わたしの思いをずばりついてくれました。
【WBC】侍ジャパン大谷翔平、試合前円陣で「憧れるのをやめましょう」 SNSでも称賛の嵐(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/99a8beab3059d378437ebf30ba057b8ecb9740ff
脱却できない世代
『憧れるのをやめましょう』
戦後から今まで、日本人がいえなかったことばでした。親米、反米にかかわらず、わたしの年代、そして上の人たちはアメリカに対してナ-バスになり、今も続いています。しかし、若い人たちは臆することなく世界と向き合っています。
先日読んだ本の中の文章をのせました。
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西尾幹二発言
敵国偏愛心理で日本人の病理的心理状況を表しています。女性が犯されて、しかし犯した男を愛してしまうことがあるように、日本人は厄介なことにアメリカが好きなんですよ。戦前から好きなのです。
アメリカ文化は明るくて普遍的。そして悪いことをうんとしながらもケロッとしていられる。ある人がこれをプロレス性と言いました。つまりプロレスはレフリーの見ていないところでアンフェアなことをどんどんやりますが、表向きは絶対正しいような顔をする。アメリカといい国はそういう国ですよね。
われわれはそれを知らないで付き合ってきましたが、戦後「従僕」としてアメリカを見てきた日本は、だんだんとアメリカのそういう特性がわかってきました。
渡部昇一・西尾幹二対話 「日本および日本人の課題」 P42の5~15行
アメリカに対する思いをはっきり述べています。
時代は若者たちへ
日本選手もたくましくなり、米国選手に見劣りしないばかりか、野球技術も対等になり、気後れもありませんでした。これからは、若いちからを前面に押し出し、老人は温かく見守るときがきたのかもしれません。
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