昭和の夫婦
『大黒柱』、『亭主関白』『雷親父』耳にしなくなりました。
「おい!お茶」
旦那は、奥様にぶっきらぼうに頼みます。内心はムカッときても、
『仕方ないわね』
バカを相手にしても始まらないので、面従腹背で作り笑いをして
『はいどうぞ』
"レディーファースト"なんて圏外、『おれの後ろを歩け』
戦後まもないころは、男の空威張りの最盛期でした。
そんな偉そうにできたのも一家の大黒柱として家族を養うだけの稼ぎがあったからでした。
『俺様は偉いんだ』
"上げ膳据え膳"、晩酌付きで厚待遇を受けて、いい気になっていたのが、あの頃の亭主たちでした。
男はサラリーを稼ぎに、女性は、家事育児にときっちりと役割が決まっていました。
令和の夫婦
共働きが当たり前の時代です。子育て、炊事洗濯、夫婦がお互いカバ-しなければ生活がなりたちません。
朝の散歩途中にある保育園の一コマです。
男の人が、ままチャリで子どもを乗せてきました。保育園に預けて、出勤するのでしょう。急いで、倍速で帰っていきました。今のおとうさんたちは大変なんだと思った瞬間です。
『一家団欒』
この言葉も聞かなくなりました。共働きだと勤務時間が違うのですれ違いになります。
早く帰宅したほうが家事をやるのでしょう。そして、子どもは習い事、家族揃って食卓を囲むことが少なくなりました。
理想の家庭は
『おじいさんは山に芝刈りにおばあさんは川に洗濯にいきました』
昔話の出だしです。男性は仕事、女性は家事と育児、きっちり分担することにより落ち着いた暮らしができます。
一番の処方箋は、一家の主の収入で家族全員を扶養できる経済のシステムをつくることです。
きょうの記事です。
家事専念、家族の絆守る 「主夫」の日常SNSで共感:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE2922L0Z20C22A6000000/
きょうのコンビニ弁当
四川花椒付き熟成豆板醤の四川風麻婆丼 400円(税込432円)558kcal
セブンイレブン
〆のことば
起こった出来事は形こそ違うかもしれないが再び起こりうる
ウンベルト・エ-コ
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