ここ最近でワタシの育てている柑橘類をご紹介しました。いずれもまだ木に生っているものです。
今朝4種類の果実を収穫しました。すでに収穫期が来ているものとまだ成熟期には至らず、収穫後に追熟させ酸味を抜くものとです。
まずは、収穫期に来ているというより今年はこれで最後の収穫となる「フェイジョア」であります。ひと月位前から頃合いを見計らって収穫し、1週間前後追熟させてきました。フェイジョアは自分で成熟すると、ひとりでに落果します。そこで木の下にネットを敷いて収穫するので時期を間違えることはありませんね。小ぶりの鶏卵ほどの大きさになります。下から目視してフェイジョアの実がコレで最後になりました。
1週間ほど寝かせて半分に割ってスプーンで掬って食べる、が一番おいしく頂ける方法です。今年はワタシが独占して50個ほど食べる事になりました。
次はレモン。柑橘の中では出来るなら青いうちに収穫する品種です。つまりあまり長い間樹上成熟させると、酸味が抜けぼんやりした果汁になります。すっきりきりっとしたレモン汁は、成熟・追熟させないことが大事で、まだ緑色が残っているうちに収穫して食用にするのが理想であります。
今年はレモンは約30個なりました。あと10個ほど残っていますので、今日全て収穫してご近所に配りたいと思います。
一方甘みが強く若干酸味が残るという理想的な柑橘がオレンジやデコポン・ミカンなどですね。今年の最大の豊作は「デコポン」と「せとか」であります。ただ、ベストの状態で収穫し、追熟したものを頂くという柑橘類特有のコツがあります。「せとか」などは、すでに皮は温州ミカンのように赤く色づいていますが、薄皮が硬く酸っぱいのです。200個近く実がなったので、数日おきに試食していますが、まだですね。ネットで調べると12月から1月に成熟し、1月から更に追熟させて3月に出回るとあります。
その点デコポンはもはや適期に入りつつあるようで昨日約ひと月追熟させたものは酸味は残っているものの、大変結構な味で80点くらいつけてよさそうです。先ほど一つデコポンを収穫した来ました(下の写真左)これをお正月まで追熟させてみようと思いますが、元来は2月くらいまで樹上で完熟させるのが一番贅沢で美味しいようです。
因みに上の写真右は、「品種不明」ですがすでに甘さは一級品、酸味がまだ残っているのであとひと月位は収穫しないまま、樹上完熟させてみたいものです。
この品種は色合いや皮の硬さから「オレンジ」の一種だと思われます。あと20個ほど残っていますが、すでに甘さは十分なのです、味見しているうちに果たして成熟期まで残っているか、それが心配ですね。