植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

メガネ屋さんは認知症は直せない

2024年12月03日 | 健康
ワタシは子供の頃からがり勉でもなく、布団の中で本を読むといった習慣もありませんでした。結果として小学校から高校生に至るまで近眼になったことはありません。大学に入ってからは更に勉強を遠ざけていました(笑)ので、目を悪くする心配もありませんでした。その頃から「あなたは老眼だから近くのものが見えなくなるよ」と言われていたのです。

社会人になると、だんだん目の能力にも変化が出て来て視力検査の時には「老眼が始まっている」と指摘されたのを思い出します。最初に眼鏡をするようになったのは30歳を過ぎたあたりからで、実質的には「老眼鏡」を渡されました。近眼にならないまま、遠くも近いものも見えづらくなったのです。眼科の先生に聞くと「あなたは老眼が早く来て近いものが見えにくくなっている。遠近両用メガネが必要だ」と言われました。

遠近両用メガネだとその較差・段差が激しいから、として40歳になった頃「中近両用メガネを作ることになりました。割合近くにあるもの(数十M)と手が届く範囲の中にあるものを読むのと両方カバーして、かつレンズの厚みが薄い眼鏡であります。おかげで20m以内くらいの人物は顔を見分けられるようになり、30㎝から50㎝くらいにある書類や本の活字もはっきり読めるようになったのです。

ところが最近になって、遠くのものがなんとなく見えづらくなりました。手の届く範囲でも50㎝くらい放すとぼやけてくるのです。
「これはいかん」と思いました。何年前に作った眼鏡か忘れましたが、そろそろ度が合わなくなったのだと思いました。それで昨日、眼鏡屋さんに行くことにしたのです。

 そこで困ったことに、いつどこで今のメガネを作ったか、全然覚えていないのです。平塚市では表駅方面の繁華街に一番商店があつまり、眼鏡屋さんも数件あります。そのどこかで作った眼鏡であります。ままよとばかり、大通りに面した大きな構えの和真という眼鏡屋さんに入りました。

 そこで、名前を書かされ過去の入店記録と突き合わせたところ、なんと半年前ワタシはこのお店を訪れていたのです。店の女性によるとその時も、今回と同じなんとなくぼやけて見える、買ってからずいぶん経つので視力検査して場合によってはレンズ交換したいと言ってきたそうなのです。
ワタシはすっかりそのことをすっかり忘れていたのです。

半年前は、視力検査して特に大きな問題はなく簡単なフレームの調製をして帰ったそうです。しかもその半年前にはレンズ交換にその店を訪れていたのです。少なくとも今回が3度目の来店です、と言われて唖然としました。そのお店に初めて入った気分ですから、2回も来ていたことなど覚えているはずも無いのです。

ワタシはこの年初めに、「2,3年間の記憶がどこかに行った」と家人に伝えています。それを鮮明に覚えているほど記憶が薄れたのです。それが鬱病のせいか「認知症」が始まったのかは分かりませんが、明らかな記憶障害が始まりました。以前メガネ屋さんに行ったことは覚えていても、どこの眼鏡屋さんかは不明で、過去いつ頃行ったのかもはっきりしないのもそのせいでしょう。

今回、メガネのフレームの片方が斜めに傾いているのと、鼻に当たる部分が緩んでいるのでそこを直したそうです。無料でした。

このブログは、そういう意味で「備忘録」として残さねばなるまいと思うのであります。


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