なんだかんだ言っても、日本人選手が活躍するのは嬉しいものです。スケートボードの堀米君、400mメドレーの大橋さん、柔道の阿部兄妹が金メダルをとれば皆さん手を叩き喜んでおります。なぜなら、ワタシ達が日本人だからであります。トンガやジョージア、韓国、チリ、どの国の国民も日本人選手が一位になってもさほど感慨はありません。
純粋なスポーツフリークで、各競技に精通する世界的なスポーツライターでもなければ。他国の選手は応援いたしません。それが健全な愛国心でありスポーツを楽しむ市民の普通の反応です。スポーツは感動でもなく夢でもない、興奮と勝利に対する高揚感でありましょう。
オリンピックには基本反対でも、日本の選手や贔屓の種目にテレビ越しに声援を送り素晴らしい演技やプレーを見せた選手を讃えることになんの矛盾も無いと考えるべきでしょう。バッハや菅さんのせいで、純粋に国際的なイベント・スポーツを楽しむ気分が阻害されるのはかないませんからね。
さて、そこで嫌な気分になるのが一つに入れ墨であります。世界いろんな人種で入れ墨(タトゥー)の考え方、文化・歴史があるので仕方ないと言えば仕方ないのですが、なんとも気味が悪いのです。柔道やらサッカーなどの男子選手に多く見られます。さすがに日本の関東彫りほどのえぐい全身の入れ墨は少ないようですが首から、腕、足首に至るまでタトゥーを施すのがかっこいいのか、相手に対する示威坑道なのかはわかりませんが。
偏見ではありますが、民度の低さ精神構造の未熟さ、野蛮な国民性を感じないわけにはいきません。コロナに罹ると入れ墨がある人は重症化率が高いそうです。日本の銭湯やゴルフ場みたいに入れ墨がある人はお断り、というふうにいかないものでしょうか。
あと、ガッツポーズも好きになれません。相手を打ち負かしたとき、勝った高揚感で無意識に出るとも聞きますが、昔はそんなじゃなかった。礼節を重んじる柔道でも、外国人選手が大きな奇声を発し、一本取ると異様なまでにガッツポーズをとるのをなんとなく不愉快に感じるのはワタシがへそ曲がりのせいでしょうか。阿部一二三君のように、畳に正座して深々と頭を垂れる、あるいは前日の高藤選手のように、相手の台湾選手の手を持ち上げて健闘を讃える、といった所作にこそ感動を覚えるのです。負けた相手の気持ちを思いやることこそスポーツマンシップでありましょう。
ともあれ、昨夜のサッカー、難敵メキシコ戦は2-1で勝利し、決勝ラウンド進出を少し手繰り寄せました。エース久保君はついにブレークしたようです。日本チームの若き中心選手の座を獲得し、世界にも十分なアピールをしました。堂安とオーバーエイジの遠藤などもずば抜けた動きでした。勿論当地平塚、ベルマーレのゴールキーパー谷晃生も、将来のフル代表正GKに近づいたように思います。あんまり活躍すると来年引き抜かれるのは目に見えていますが。今や世界的な選手と認められた遠藤航選手も湘南ベルマーレから世界に羽ばたきました。
次戦フランスと戦って、負けた時は、おそらくフランス・メキシコと3チームが2勝1敗に並び、得失点差で決勝ラウンド進出の行方が左右されます。出来れば1位通過で、順々決勝を少しでも楽な相手(他グループの2位か3位)に抑えたいということなのです。
本ブログで、五輪は開催すべきでなかった。そう主張いたしております。しかし月並みですが 「がんばれニッポン」であります。
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