今日は12月1日、今年もわずかひと月となりました。1年1年の過ぎるのがだんだん早くなってきました。アッという間に寿命が尽きる歳回りになるのでしょうね。
さて、先ほどなでしこジャパンがブラジル女子との親善試合を終えました。結果は3-4で惜敗。国内の放送局もDAZN、それ以外のネット配信なども放送せず、なんとかYouTubeで布団の中で観戦することが出来ました。
日本の放送局は、NHKはじめ巨額の収入を得ています。しかし、先日の男子ワールドカップ予選二次予選のシリア戦は放送できませんでした。放映権料が高騰したから、だそうです。勿論相手のシリアが「欲をかいた」結果です。こんなことをやってたら、シリアで試合をやるという機会は減ります。シリアが自分で自分の首を絞めているのがわからないのでしょうね。
今朝の内容はほぼ互角、地球の裏側まで遠征し、完全アウェーの中で健闘しました。新加入の若い子など監督も普段と違う陣容で戦ったのですが、ディフェンスに不安があるのがもろに出ました。熊谷を使うなら、やはり中盤ではなく、フルバックでないと経験が生かせない印象でした。今回は彼女のミスからの失点が目立ちました。試合は、レフリーの露骨なブラジル贔屓の笛が目立ち、日本選手には簡単にイエローを出し、逆に肘うちで遠藤純の顎を激しく打ったプレーはスルーされました。最初に取られた日本のペナルティーエリアのすぐ外側のファウルも、スローで見ればどちらが倒したかわからないもつれたプレーを審判がファウルだと、とったのです。
こんな、試合をしているようではブラジルも落ち目だと感じました。勝つには勝ったが、自分たちのプレーでなでしこを圧倒したのではありません。そういえば、男子のブラジルはワールドカップ南米予選で3連敗し、FIFAランキングは3位から5位に後退しました。サッカー王国にあぐらをかいてきたブラジル、どこか奢りのようなものがあって、スポーツ大国たる国力を落としているように見えますね。
国内に目を転じれば、日大のアメフト部が「廃部」となりました。3人の部員が大麻の所持・吸引で逮捕されたからです。ワタシらが高校の頃から、日大の事を「ポン大」と馬鹿にしていました。大変失礼ながら、頭が悪くてもスポーツに秀でていれば、あるいは大枚のお金さえ払えば入学できる、と言われていました。実際と違ってるならごめんなさい。
とうとう理事長と経営側でもめて、辞める辞めないという騒動になりました。学び舎としてふさわしくない「株式会社日本大学」で、長年のおごりがここにきて表面化したように思います。他にもちゃんと調べればぼろが出るのは明らかだ、と思うのはワタシだけでしょうか。
ぼろが出ると言えば、日本テレビ系の「24時間テレビ」で寄付金募金集めをしていた日本海テレビの社員が、お金を猫糞していたそうです。10年間で11百万円を元局長がスロットなどに使っていたと。馬鹿です。現金を扱い保管することでは、誰も信用せず複数で相互にチェックする、が大前提です。準公金ともいえる善意のお金を杜撰に扱った放送局は糾弾されても仕方ありません。日本テレビは公に謝罪していないようですが。
最後に、自由民主党。岸田内閣の支持率はもはや危険水域に達し、20%台だそうです。いかさまと嘘とごまかしばかりで、長い間国民を欺いてきたことをやっと国民がわかり始めたのです。有権者に対し、いまだに小ばかにした声明を出し、国会でも、のらくらした不誠実な答弁に終始しています。
アメリカのオスプレイが火を噴いて海に墜落したのを「不時着」した、と官房長官が述べたそうであります。不時着というのは、飛行機が故障や事故により、目的地以外の場所に降りることで、飛行不能になって墜落し死者行方不明者がでることを意味しませんよ。
長きにわたって政権の座に座っているうちに、不遜にしてずっと奢ってきたこの集団にも、やがてその報いを受ける日が来るのではないか、と期待するものであります。
自民党も末期的症状です。加えて阿部グループの負の遺産がボロボロ出始めました。不幸な死に方でしたが、亡くなって良かった効果が少しだけあります。
生きておられたら検察も動けなかった筈ですが、多少は変わるかも?
現金の寄付は、いつもどこでも同じ問題が起こっています。従い私は常に小(笑)額を手渡しを原則にし、殆どは現地に行って現物購入などで協力しています。
ワタシもまもなく70歳に近づきますが、これまでの人生でも、今が一番愚かしく欺瞞や虚言が横行し、そしてすさんだ日本になっている気がしてなりません。
マスメディアや法を司る組織、裁判所や警察なども信用が出来ない、権力に阿る人たちが多くなってるのではないかとさえ感じます。
民衆よ怒れ、とか昔から言うのは簡単ですが、そんなものでは何も解決しないと思います。世の中を正すどことも利害関係を通じない集団をつくるとか、ネットで老若男女問わず参加できる壮大な国民意識を表明できるような仕組みが出来ないものか、などと考えてしまいます。