美津島明編集「直言の宴」

政治・経済・思想・文化全般をカヴァーした言論を展開します。

深田萌絵動画【ウクライナ戦争をそそのかしたバイデンの狙い】

2022年03月08日 00時53分45秒 | 世界情勢
深田萌絵女史によれば、バイデンは自分の利益のためにプーチンを焚きつけて、ウクライナ戦争を巻き起こしたとの由。

バイデンは「プーチンはウクライナを侵略する。しかしアメリカは出兵しない」と言明し、プーチンのウクライナ侵略を焚きつけました。これは事実です(これに反論なさる方は、まずはインターネットで調べてからにしましょう)。

その狙いは、ロシアの石油輸出を阻止して、息子のハンター・バイデンのウクライナ石油利権を肥大化させる一方で、トランプ支持の米国石油業者は締め上げ続けることである。深田女史はそう言っています。

妥当な指摘・推測であると、当方は考えます。この視点はおそらくはずせないでしょう。


ウクライナ危機 バイデンの再選を揺るがす懸念?【深田萌絵TV】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茂木誠さん動画【渡辺惣樹先生とウクライナを語る】

2022年03月03日 20時45分40秒 | 世界情勢
戦後の日本は、戦争を善悪で語ることに終始してきた。自虐史観はその「成果」である。

2月24日以来のロシア・ウクライナ戦争についても、その姿勢は変わらない。つまり「絶対善ウクライナVS絶対悪ロシア」あるいは「正義の味方ゼレンスキーVS悪の権化プーチン」という構図で、今回のショッキングな出来事をとらえているのである。相変わらずの茶番劇だ。

物事が起こるには、一定の背景や経緯や流れが存する。川は上から下に流れるものなのである。

今回の出来事も2月24日に突然「プーチンの狂気」によって始まったわけではない。当対談の話者たちによれば、最低限2014年のドンバス内戦からの経緯を追わなければ、さらには、1991年のソ連邦崩壊以来の米国ネオコンとロシアのせめぎあいを追わなければ、今回起こったことを正しく理解することはかなわない。

これは、理にかなった主張である。その主張がプーチン弁護・ロシア正当化に響くとすれば、そう響いた方は、自分がMSMにおいて猖獗をきわめている戦争善悪論に毒されていないか、一度は点検してみる必要があるように思われる(私も常に点検している)。

念のために申し上げれば、当対談はプーチン擁護に主眼を置いているわけではない。それが証拠に、動画の終末部で茂木誠さんは「プーチンの今回のふるまい方は失敗だった」と断じている。やまにやまれぬ事情をきちんと認識することと、やむにやまれぬ事情によってふるまったことの中身の適否とはおのずから別なのである。

ロシア・ウクライナ戦争という複雑きわまる現象を少しでも精度を上げて認識することが、日本が今後いかに処するべきかを考えるうえでの欠かせない前提である。

同じことは、かの大東亜戦争についても言えるだろう。私たち日本人は、今回を機に戦争をもっぱら道徳的に語ることの愚かしさから脱却すべきである。

ウクライナ◯争を語る/渡辺惣樹先生と対談01
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深田萌絵動画【人民元国際化の最終兵器CIPSとは? 】

2022年03月01日 22時08分17秒 | 世界情勢
国際決済システムSWIFTからのロシアの排除によって、俄然スポットライトを浴びることになった中共のCIPSについての、深田萌絵さんの動画です。一年ほど前にアップされた動画ですが、とても分かりやすい説明です。

当動画を観てあらためて思うのは、対ロシア経済制裁で、いちばん得をするのは中共ではないか、ということです。

中共は、経済制裁によって有り余ることになるロシアの穀物と石油・天然ガスを好きなだけ買えるだけではありません。米ドル国際決済システムSWIFTの中共版であるCIPSの、国際金融における存在感が、ロシアの、同システムへの依存度の深まりによって大きく高まることが予想されるからです。それゆえ、中共経済への日本の依存度が高まることが危惧されます。

西側諸国によるロシアの追い詰めが、中共の世界覇権の強化につながる、ということです。

外れてほしい予想です。


人民元国際化の最終兵器CIPSとは? 【深田萌絵TV】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界史講師・茂木誠さん動画【プーチンのウクライナ侵攻】

2022年02月26日 18時50分00秒 | 世界情勢
今回の、プーチンによるウクライナ侵攻についての簡にして要を得た、茂木誠さんの秀逸な解説です。侵攻に至るまでの歴史的経緯、プーチンが得たもの・損したことについての言及、今後予想されるロシアのふるまい、さらには中共の動向などが、すっきりと頭に入ってきます。コメント欄は、茂木先生に対する感謝の言葉でいっぱいです。

茂木さんは、淡々と次のように指摘します。すなわち、バイデンの2月18日の「ウクライナへの米軍派遣はない」という発言を受けて、プーチンは「これはいける」と踏み、ウクライナ侵攻を決めたのではないか、と。的を射ていると感じました。

終わりのところで茂木さんは、今回の事件をきっかけに中共が台湾進攻についての自制心を失くした行動に出ること、それを阻止するには、世界の主要国が可及的速やかに台湾の国家承認を実現すること、そのうえで、クワッドなどの安全保障の枠組みへの台湾参加を認めること、を主張しています。それ以外に中共の行動に対する歯止めはない。国連はまったく役に立たない。そうキッパリと言い切っています。説得力があります。

プーチンのウクライナ侵攻
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カナダ人ニュースさん動画2.18 【中国カナダ省】

2022年02月21日 16時55分06秒 | 世界情勢
フリーダム・コンボイの現状についての、カナダ人ニュースさんの貴重なレポートです。

カナダのトルドー首相の緊急事態法の発令によって、フリーダム・コンボイの主要メンバーが次々に逮捕されています。自由も民主主義もあったものではありません。カナダの中共化の実態は、当方の想像を超えています。

不思議に思うのは、ふだん口を開けば「自由だ、平等だ、人権だ、民主主義だ」と言い募る内外の左翼が、フリーダム・コンボイに対する弾圧に関しては口をつぐむことです。それどころか、カナダの環境左翼は、国内保守系の旗色の悪さに乗じて大暴れをこいているとの由。

左翼こそが、カナダ政府に対する抗議の声をあげるべき筆頭なのではないでしょうか。彼らの精神構造はいったいどうなっているのでしょうか。極度の偽善家なのか、それともただのバカなのか、よく分かりません。


2.18 中国カナダ省
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする