今回は、前回アップした「ウクライナ政府軍・アゾフ連隊について」の続き、と位置付けることができる内容です。
ウクライナの南部・オデッサで起こった虐殺事件の動画です。
オデッサは、ウクライナの南、黒海の近くに位置し、「黒海の真珠」「南パルミーラ」と呼ばれ、驚くほどきれいでユニークな街だそうです。オデッサの民族の中で最大の割合はウクライナ人で69%を占め、それに次ぐのはロシア人で29%だそうです。つまりオデッサにおいてロシア人は少数民族の位置にあるのです。
そんなオデッサで2021年5月2日、悲劇が起こりました。ウクライナ人の民族過激主義者たちが、労働組内の建物に立てこもった親ロシア系住民を暴行・虐殺・なぶり殺しにしたのです。公式発表では42名が亡くなっているとの由。当動画は、その詳細な記録です。
当動画では「民族過激主義者たち」としか述べられていませんが、その中核はアゾフ連隊だったのではないかと、私は推測します。
なぜなら、「民族過激主義者」の乱暴・狼藉の数々は、司法機関や警察組織の黙認のもとで実施されたものであって、「私的暴力の行使」などとはとうてい言えないという印象を得たからです。つまり当虐殺は、政府の公認機関によって遂行された。
詳細を語るのは、これくらいにしておきましょう。どうか、ご自分の目で確認してみてください。
そのうえで、もしごらんになっていなければ、前回アップした文章をごらんください。なにかしら、つながるものを感じられるのではないかと推察いたします。
念のために何度も申し上げますが、私はプーチンを弁護するために前回や今回の内容をアップしているわけではありません。本当に起こっていることをありのままに認識することが、次の一歩の確かな足掛かりになると信じているだけです。「無知が栄えたためしはない」と左翼の大立者でさえも言っているのですから。
【日本語字幕】【閲覧注意】【年齢制限】ウクライナ・オデッサの悲劇
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