先週の会話教室ではボランティアのリーダーが1ヵ月間のイタリア
旅行から帰国されていました。早速、旅行談義を聞き始めたところ、
到着4日目頃に日本のご家族から連絡が入ったそうです。
日本のカード会社から留守宅に電話で照会が入ったそうで、
「ここ数日、ネット経由で度々ゲーム類の購入が行われていて凡そ10万円程に
なっているが、ご本人に確認したい」との趣旨だったそうです。
ゲームなど全く身に覚えのない買い物なのですぐにカードを止める手配を
してもらったそうです。
日本を出る前には化粧品の購入などで、2か所でカードを使ったそうです。
いずれかの買い物でスキミングなどをされたとしか考えられません。
結局2枚持ってきたカードの1枚が使用出来なくなった為、残りの1枚のカードを
慎重に使ったとの事。しかし手元にカードがあるのになりすましの犯人に
不正使用されるとは怖いことです。
他の被害経験者の方もいて、スキミングの話題になりあの手この手の
カードやネット犯罪があることを知りました。
しかし、今、政府はネット決済奨励で一生懸命です。
中国はじめ他のアジア諸国に比べ日本は出遅れているということで、
消費税にも絡ませて薦めていますが、マイナス面はどうなっていくのでしょうか?
昨日の中国の「独身の日」セールでは中国電子商取引最大手のアリババさんの
取扱高は過去最高で前年比26%増とのこと、ネットが中国社会に浸透した事を
示しているそうです。
年々どこの国でもネット取引が増加していくことは間違いないのでしょう。
マイナスの面、犯罪や錯誤などは保険などでカバーされていくのでしょうか?
余り買物をしない私ですが、変わりゆく経済に呆然としています。