コロナで延期が続いたいた夫の属する六甲男声合唱団の定期演奏会が10月2日に開催され盛況に終りました。
コロナ禍でもマスクをしながら、趣味の合唱練習にだけは生き甲斐らしくまめに通っていた夫です。
最近は時々練習場にたどり着けなかったり、転んだりということもあって、三女がすすんで、父の介護と
いうことで会社を早めに出て、乗換駅で待ち合わせて、毎回会場まで送り届けてくれていました。
89才ですので午前中2時間のリハーサル、午後2時間の本番をこなせるのかと心配していたのですが、
最後まで無事に頑張って歌うことが出来ました。プログラムはフォーレのレクイエムで始まりました。
コロナで亡くなられた方々、ウクライナでの戦争の犠牲になられた方々を弔い平和と安寧を願ってのことです。
アンコールの後の最後の締めはいつも「ウィーン、わが夢の街」を「神戸」に置き替えて聴衆と共に歌っています。
いつも合唱好きの友人や親戚にお知らせしていたのですが今年は範囲を絞りました。
常連の友人二人と妹夫婦が来てくれて久しぶりに会って話す機会になりました。私は早めに行って席を
確保しようと出かけたのですが、会場のあるJR荻窪駅で階段を慎重に降りていて後1~2段という辺りで
履きなれない靴が階段の角でスリップして身体がふわっと宙に浮いてしまったのです。一瞬うまく着地
しなければと思い、カエルのような無様な格好で手足をついて転んでしまったのでした。
難なく立ち上がれたのですが、珍しくスカートをはいていて両ひざ下をすりむいてストッキングが
そこだけ破れて少し出血していました。
一番大事な時に不注意でこんなことになってしまってと不甲斐なくショックでした。取り合えず近くの
ドラッグストアでテープを買って貼りましたが意外と軽傷でした。私が露払い役をしたのかも知れません。
傷も隠れて痛みもとれて、久々に友人や妹夫婦と楽しい時を過ごせていい日になりました。
1週間経ちましたが、膝に異状なく擦り傷もほゞ治ってきています。
駅の階段で転ぶ方が多いようです。必ず手すり側を乗降するようにしようと肝に銘じました。