1週間ほど前の新聞の訃報欄で目を疑う記事に接してショックを受けました。
腸内フローラ―の名づけ親で「寄生虫博士」と呼ばれたりもしていらした
藤田紘一郎先生が誤嚥性肺炎の為逝去されたという記事です。
テレビ出演も多かったと聞く先生のことを初めて存じ上げたのは5~6年前の
ことで「丸山ワクチン」の講演会を聴きに行った折のことでした。
後半部で先生のユーモアあふれる「腸」のお話を拝聴してファンになったからでした。
年齢も育った戦後すぐの環境も同じでしたので、(井戸水での生活、かなり多くの人々が
衛生環境の不備で寄生虫を宿していて虫下しを飲んでいた時代でした。)
同世代を生きてきた先生のお話はよく理解できて賛同出来ました。
そしてその後、先生の著書を次から次へとAmazonで取り寄せて読み漁り大いに
脳と腸についての先生の持論を読ませて頂き参考にさせて頂いておりました。
読んだ本の多くは一部を残して家族や孫や親戚にあげてしまいましたが。
見た目もお若く元気な百歳を目指しておられたであろう先生が、突然「誤嚥性肺炎」で
逝ってしまわれたことは寂しく残念で仕方がありません。コロナ禍と関係があったのでしょうか?
この歳になったら一寸先は闇なのは分かっていますが「誤嚥性肺炎」って怖い病気なのでしょうね。
ご冥福をお祈りしております。