夫が懇意にしていただいていたK様が数ヶ月前に急逝されました。
お互いに在職中に知り合っていたようです。某会社の社長さんまでなさった方ですが、
とても明るくて気さくで社交的な方で第一印象は風貌大変大変失礼な譬えですが)
故藤田まことさんにそっくりな感じでした。陽気で明るい雰囲気の方でした。
退職後は情報関係の事務所を立ち上げられて多くのシニア仲間に集いの場を開いて
下さっていました。夫もずっと月に1回出かけることを楽しみにしていたのですが、
最近は意欲が衰えて、ご無沙汰がちでした。
春頃から再び通い始めたのですが、方向感覚が悪いので場所に辿り着けずに戻ってきたりして落ち込んで
いました。それで最近はいつも目的地まで付き添って行くことにしています。最後の日、部屋まで送り
届けると、K様にも10数年ぶりにお会いすることが出来てご挨拶をすることが出来ました。
K様は最愛の奥様に(鎌倉文学館がごお住まいであられたようです。)5年ほど前に先立たれて、
最近はお元気がないように伺っていました。お会いしてみて以前の明るい豪放磊落さや気力が
失せられて、笑顔はあってもお疲れのご様子が伺えました。
その後、思いもかけない訃報のメールが事務所から届いてK様がその1週間後に急逝されたことを知り
衝撃を受けました。80代後半でいらっしゃいました。多くの方々に慕われていらした方でした。
こんなに急に逝かれてメンバーの皆達達も残念至極だったと思います。そのK様の1度きりの「お別れ会」
ですから、絶対ミスすることは出来ませんでした。ご冥福を心から祈っています。
その日は丸の内の会場まで送り届けた後、近くのスタバで終わるまで待機しました。
行く機会がないスタバではじめて2時間待機、新聞3日分と読みかけの
本も集中して読めました。終わると日が暮れ始めていました。