HAPPY MARYLAND

アメリカ メリーランド州での生活のあれこれ

Yellowstone旅行記【観光編】

2013-08-07 11:32:33 | 旅行・観光

イエローストーンのことを書く前に、まずはソルトレイクからイエローストーンに向かう道中について。

ソルトレイクからイエローストーンまでは、高速飛ばしても、6時間かかります。ソルトレイク市のはずれのチェリーヒルキャンプ場を朝10時ごろ出て、イエローストーンのキャンプ場(フィッシングブリッジ)に着いたのが19時でした。9時間の内訳は、高速走行6時間+昼休憩1時間半+イエローストーン入口からフィッシングブリッジまで1時間半。旅行2日目は移動で終わったのでした。

ちなみに、旅行最終日は、午前11時までにキャンピングカーを返却しなくてはならなくて、朝4時半に出発!ノンストップ、運転を交代して、交互に朝食をとりつつ、10時半に到着できましたー!ジャスト6時間!

どこに向かおうとも何もなし~

道中の印象的だったもの

1位 自然しかない。人がいない。でも景色が変わって飽きない。(緑だったり、岩場だったり)

2位 タイヤのバースト跡多し

3位 動物の事故死。鹿もよく倒れてて・・・。下半身だけとか・・・。

4位 アイダホのじゃがいも畑。自動水撒き機がすごい!(写真撮ったハズなのにうまく写ってなかった

 

さて、観光案内ですよー

Mud Volcano(旅行3日目)

泥がボコボコ煮だってる

遊歩道に沿って、こんなのが点々としています。日差しがきつくて暑いし、温泉の熱もあり結構な暑さです。帽子と日焼け止めを忘れずに!

暑いだろうに、何故ここにバイソン?!

ちょー至近距離にバイソンが!あまり近づきすぎると突進してくるそうなので、ちょっとびびったけど、レンジャーの方がその側にいたので大丈夫だと確信。

 

Tower Fall(旅行3日目)

なんなのだこの広さ!

果てしない・・・

タワーフォールと書いておいて、水も滝もないじゃんと思いました?ええ、ここはタワーフォールではありません。向かう途中によった見晴らしのいいところ。名のつくビューポイントより、道すがら見つけるビュースポットの方が印象に残っています。こういうところは、車数台しか停められるスペースがないのですが、時間の許す限り立ち寄ることをおすすめします。数分だけでも満足感あり。

そしてタワーフォール

この日の見学はこの2箇所でした。朝9時半に出発したのに、あっとゆうまに夕方です。さすがにフィッシングビレッジからは距離がありました。タワーフォールから少し行ったところに「珪化木」(木がいろいろあって宝石化してしまった)を見たかったが時間が厳しく断念(涙)

旅行3日目のルート

 

Hayden Valley(旅行3日目、4日目、5日目)

移動途中に何度も通ったすごく景色の良いところ。私はここが一番気に入ったかな。駐車場も結構混んでいて、降りたのは一度だけなのがちょっと心残り。それなのにー、こんなイマイチな写真しかなかったー

道路の左右がすごいのに!雄大で、黄緑が濃くて、川が鏡みたいに光っていて穏やかで、ちょいちょいバイソンもいて、とっても素敵だったんですー。

 

Fishing Bridge(3日目)

バイソン帰宅しまーす

キャンプサイトに戻るところで、道路を通るバイソンに遭遇。何匹もノシノシと歩いて家に帰っていきました。夕方です。 

 

Norris Geyser Basin(旅行4日目)

ガイザー系は、ひーくんの反応がイマイチでした。日差しがきつかったからなー。

ポーセレインベイスン全体像

ガイザーがたくさんあって、遊歩道沿いに点在しています。ひーくん歩くの疲れてしまい、もうひとつバックベイスンというのがあったのだが、ここは夫一人で見学。

バックベイスンにあるスチームボードガイザー

前回の大噴出は、2005年5つうことなので、見学時は当然たいした噴出なし。1964年には120mの大噴出があったそうで、次はいつかなー。

同じくバックベイスンのエメラルドスプリング

水の色で温度がわかるんですよ。この辺りは、明るい緑色多かったのですが、これは酸性で高温の水に繁殖する藻の色なのだそうです。

 

Mammoth(旅行4日目)

のどかな草原といった感じで、美しい場所でした。この辺りに泊まると素敵だと思いますよ。我々のキャンプサイトから最も遠く、あまり長く滞在できませんでした。残念!

Terrace Mountainも横目に見ただけ・・・。石灰分が階段のように積み重なって、巨大なデコレーションケーキのようです。

ここは診療所。きれいな建物です。

Boiling River(旅行4日目)

温泉!温泉!

川に温泉が注ぎ込んでいるところをせき止めて、温泉にしているようです。写真左側からはあっつ~いお湯が、右側からはつっめた~い水が!ちょうどよくまざりあって.........なーーーーい!のですが、日本人なら浸かりましょう。しかも、結構急流で、せきとめてあってもどんどん下流に流されていきます。水嵩はひざくらいだったかな。弱虫ひーくんは「こわいー、あついー、」と泣き通し。ずっと私か夫にしがみついておりました。

あ、水着忘れずに!夫はここが一番良かったと言ってました。

 

さて、旅行4日目も観光箇所は2箇所でした。マンモスのビジターセンターで剥製みたりビデオみたり、ボイリングリバーに着いた時に夕立があり、1時間待ったりしたので、そんな感じです。

地図で見れば、3日目より走ってる!

 

 

山火事跡(旅行4日目以降至るところで)

わ!葉っぱがない!

ここを曲がれば、キャニオンのキャンプサイトってところで、異様な風景。山火事跡なのかな?

パノラマビューモード

1988年に大火災があって、東京都の1.5倍、公園の36%が焼けてしまった山火事があったそうです。山火事は自然サイクルの一つと考えられており、人間に危害が及ぶ場合意外は、積極的な鎮火は行わない、植林も行わない、という方針とのこと。もう、25年も経ってるのに、新しい生命は育っておらず・・・?と思えば、

焼け残り立ち枯れ?と若木

親と子?

ちゃんと根付いてこれから育っていく木のエリアがあったり。

ガイドブックによると、公園の木の8割が松とのこと。

松にはすごい秘密があるのです。普通の松は時期がくると松ぼっくりをはじけさせて、種を飛ばし、生殖していくのですが、同じ種でも松ぼっくりがはじけないものがあるそうです。それは、松ヤニで堅くカラを閉じて通常気候でははじけません。でも、山火事でありえないほど高温になった時にはじけ、そうやって子孫は焼け跡に芽吹いていくのだそうです。

私の見た小さな木は山火事後、何世の松なのでしょうか。何か物語りを感じさせる光景でした。

こちらは木はなくとも草が豊か

 

動物

南はバイソン、北はエルク。この2種は山のように見かけましたが、熊はちらりと1回きり。その他の動物はお目にかかれませんでした。ビッグホーンシープを見てみたいと思っていましたが、動物狙いなら、山の奥で早朝か夕暮れに張っている必要があり、初心者はあきらめました。

バイソンなら至近距離でいけますヨ

群れも至るところに

ひーくんお気に入り子供バイソン

マンモスのビジターセンター前にタムロするエルク


Canyon(旅行5日目)

キャニオン周辺は見所が集結しており、半日で全部見られます。この日は、観光を早めに切り上げ、土産ショップを本気で物色したり、キャンプサイトでのんびりしたりして、ちょっと旅の疲れが回復。

道は、「サウスリム」と「ノースリム」の2箇所です。ノースリムは一方通行なので、ご注意を。「アッパー滝」と「ロウアー滝」の2つをいろんな角度から見てみよう!というのがキャニオンです。

今となってはどの写真がどのビューポイントだったか、定かでない。。。

早朝、夕方は虹が見られることが多いとか。朝9時ごろでも見れましたよー!アーティストポイント。

写真の方が雄大な感じがする。もちろん、実際も雄大ですが、岩場の印象が強く、思ったより華やかな感じではなかったです。

多分グランドビューポイント。雪が残ってます。

ここは滝は見えませんが、全体が見渡せていい気持ちでした。多分インスピレーションポイントかと。

滝を上から見れるんです!ここはどこだったか・・・。写真左上に雪が見えます。


旅行5日目のルート。キャニオン見学後、グラントビレッジに南下。

 

Old Faithful(旅行6日目)

イエローストーンと言えば、間欠泉?オールドフェイスフルからマディソン、その北のノリスあたりにガイザーがたくさんあります。オールドフェイスフルガイザーが有名で、その周辺を囲むようにビジターセンターやホテル、土産屋などが建っています。

Old Faithful Geyser

着いたら、ちょうど、もうすぐ噴出す!というところでした。ラッキー♪ でも、ひーくんは相変わらず興味なしで、後ろの方で砂遊びしてたけど。ガイザーの周りを囲むようにベンチが置いてあります。かくゆう私も、ほほぅ、噴出したのぅ、くらいな感想でしたが・・・

Morning Glory Pool

遊歩道の終点にある温泉。本当は、美しい青色だったそうなのだが、観光客がコインを投げ入れた影響で、茶色や黄色のバクテリアが増えてしまいこんな色に。ま、それもよしって感じです。言われなきゃわかんないし。周囲にきれいな青色の温泉ありましたよ。

ガイザーより、こんな景色に感動。遊歩道の途中です。

Old Faithful Inn

遊歩道散歩から戻って、オールドフェイスフルインでランチ。1904年に建てられたこの美しいホテルは、クギを1本も使っていないのだそうです。ロビーの吹き抜けに圧巻!

ちょうどお昼に戻ってきてしまったので、レストランに入れるか心配でしたが、大丈夫でした。ビュッフェメニュー$17ドル程度だったかな。ビュッフェなのですが自分で取れないので、上品な盛りに。

ランチの後は、ビジターセンターを見学して、グランティトン国立公園に向かいました。

オールドフェイスフルのビジターセンターは、子供向けの展示が楽しく、子供レンジャー用の問題集?をもらえます。全問解いて持っていくと、何かがもらえる!うちは移動中の塗り絵にちょうどいいと思って、問題だけもらってひーくんにあげました。ここのビジターセンターには、日本語で説明してくれているのもあり、嬉しい気持ちに。日本人遭遇率も一番高かったところです。

 

Grand Teton National Park(旅行6日目、7日目)

ここからはグランドティトン公園について

イエローストーン公園の南に位置しています。オールドフェイスフルから1時間くらいです。入園料は、イエローストーンと共通です。この公園は、イエローストーンのおまけみたいな位置づけですが、私たちは、こちらの公園の方が好み。景色は断然こちらの方が素敵です!

イエローストーン公園を出てしばらく行くと、山が見えてきた!

色彩もイエローストーンとは違う感じ

山好きにはたまりませんー

Colter Bayのビジターセンターの裏の景色。Jackson Lake

 

旅行6日目のルート

キャンプサイトは、モラン入口から15分程度車で走ったところ

 

Jenny Lake & String Lake(旅行7日目)

旅行最終日は、湖で過ごしました。他にも見所があったので、もう1泊できたら最高だったのに!湖畔でお弁当を食べたり、遊覧船に乗ったり、水着を着て湖に入ったり、山が目の前にせまり、本当に素敵でした!

カヌーは6歳以上じゃないと乗れないのです。乗りたかったなー

遊覧船に乗りながら、景色めぐり。熊が湖のほとりまで来たこともあったとか!

ひーくんはこれに夢中(虹)

Jenny Lakeに隣接するString Lake

幅の狭い湖なので、迫る山の迫力が違いました。夫は半分くらい泳いでとてもよかったと言っていました。私は泳げないので残念。プカーと浮かぶサーフボードの大きいやつに乗ってる人、すごく気持ちよさそうです。

 

Oxbow Bend(旅行7日目)

モラン山目の前に見えるポイントです。風のない日の早朝か夕方には、湖面に映る逆さモランが見られるようですが、風はあまり吹いていませんでしたが、夕方にはまだ早く、湖面に映るモラン山は見られず。

 

旅行7日目のルート

モランのキャンプサイトからジェニーレイクに向かうには、ジャクソンレイク沿いに南下した方が近いのですが、私がナビを間違えて、Jackson Hole Highwayを通って遠回りに。ジェニーレイクの駐車場は小さく、また訪れると長時間滞在する人が多く、10~16時は満車になるそうです。なので、遠回りになってしまい、道を急いでいたら、後ろからウーーーーっと。スピード違反!でも、罰金の対象ではなくて一安心。

この日は、早めに切り上げて、最後の晩餐。翌朝は、朝4時にソルトレイクに向けて出発!楽しかったキャンピングカーの旅行ともお別れです。

 

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