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アメリカ メリーランド州での生活のあれこれ

Yellowstone旅行記【キャンプグラウンド編】

2013-08-15 22:34:13 | 旅行・観光

キャンプ場はキャンプグラウンド(Campground)と言うのが一般的のようです。

さて、まずはフックアップって何?というところから。

キャンプグラウンドのwebサイトを見ると、「Full hook up」というのを見かけます。これは、水道・排水・電気が揃っているという意味。この表記がなければ、そこはただ地面だけのキャンプ場ということになります。

 

Full hook upの場合

水は、設置の水道からホースでつなぎます。どこのキャンプグラウンドだったか、圧力を弱める器具をつけないとホースが破裂するよ、と脅され、$10くらいの道具を買わされました。でも、これで使い放題です!

その代わり、標高の高いyellowsoneでは氷水のように冷たいです!お湯を使うスイッチを入れましょう。キッチンでもお湯使えるってこと、1週間分の野菜を洗った後に知りました・・・。

水は使い放題と書きましたが、汚水タンクがあふれると大変なことになります!一度なりかけました。シャワー室のシャワーパンから溢れそう!って時にひーくんがたまたまトイレに入っており、「なんでシャワーのところ水がいっぱいなのー?」と発見してくれたのでした。危機一髪でした!

汚水タンクは2つあります。1つはトイレから排水される排泄水(ブラックウォーター)、もう1つはキッチン・洗面から排水される生活水(グレーウォーター)。排水は、ある程度溜まってから一気に流します。こうすると、圧力がかかり固形物が残らないのです。固形物の多いブラックウォーターを先に流し、次に水分の多いグレーウォーターですっきり流します。と、自分でやったようなことを書きましたが、全て夫がやりました。だって、ねぇ。

汚水ホースをつなぎます。駐車時は、ホースが十分届く位置に停めましょう。

電気は、車から伸びるコンセントをジャックにつなげばOK!冷房つけたり、室内灯だってつけられます。携帯やカメラの充電も忘れずに!

あ、ちなみに携帯はつながらないところが多いので、電池の減りに注意です!すごい減りが早くて、ほとんどの日程で電源OFFにしてました。

電気、水道、排水、全てつながった状態

 

Hook up なしの場合

7泊中2泊をhookupなしのサイトで過ごしました。hookupなしの場合は、地面しかありませんので、面倒なコード類をセットする必要もなく、車を停めるだけでOK。

電気は、どうしても使いたいときだけ、ジェネレータ(発電機)を回します。ガソリンを使って電気にしてくれるのですが、音が相当うるさいので、夜8時までしか使用できません。

また、ジェネレーターを使用すると、レンタカー屋から利用分が請求されます。

私たちは、カメラの充電が切れてしまい、40分くらいジェネレータを使いましたが、請求なしでした。1時間未満は大丈夫なのかな?

水は、タンクに貯めた水を使用します。日中に温まっていい温度。タンクの水は飲めません。タンク内が十分殺菌されていないためです。(タンクの水じゃなくても飲まない方が無難と思ってるけど)

万が一、タンクの水がなくなってしまっても大丈夫。お皿と野菜を洗えるところがありました。狭いですがちゃんと室内!ちゃんとシンク!

夕飯は、バーベキュー♪

薪や炭はジェネラルストアに売っています

隣のサイトの人からあまった新聞紙などを頂戴できてラッキー。

夏の夜は、21時頃まで明るいので夕飯も明るい中で食べられていいですね。日が落ちると真っ暗です。ヘッドライトが役に立ちました。

キャンピングカーのトイレを使ってもいいのですが、サイトの近くにきれいで明るい水洗トイレがあって、気分によってそちらも利用。

そして朝、ダンプステーションで汚水排水と水補給を行います。タンクへの水補給は、「Water tank Fill」と書いてあるところから入れるのが良いようです。hook up のサイトでつなげた箇所からだと、全然水が貯まりませんでした。 

そうそう、キャンピングカーのトイレは、使用する前に浄化剤(トイレ用ケミカル)を投入します。排水したら、また新しいのを入れます。Cruise Americaでは、1つしかくれなかったので、補充が必要です。公園内のジェネラルストアで手に入ります。

使用前に入れるものとは知らず、2日目のダンプ後に投入。外のトイレを使いつつだったので、ブラックウォーターの排水は2日ごとで大丈夫でした。25ftサイズだと5人まで乗れるので、タンクにも余裕があってよかったです。

 

では、各サイトの紹介です。

全体は公式サイトで確認できます。 各キャンプ場の設備情報が一覧で載っています。

Yellowstone Campgraunds

「S/L : Pay showers/laundry onsite」 シャワーは別料金と解釈したのですが、CanyonでもGrantVillageでも、実際は1夜につきシャワー1回利用できる券がついてました。ランドリーは、支払いが必要でした。25セント数枚で、洗濯&乾燥までできました。

あれ?GrantVillageには、「2S : Two showers included each night」とありますね。でも、1回利用券だったような・・・。むー、つまり、いい加減ってことです。アメリカですから!

キャンプグラウンドに限らず、イエローストーン内のサービス(ホテル、土産屋など)は1社に委託しているようで、どこでも安定したサービスを受けられます。そして、どこもきれいで便利!日本だと、山奥だとボットン便所で、食べ物もろくにないイメージですが、こちらは大自然と便利さが見事に融合している感じがします。

 

【フィッシングブリッジ】(Yellowstone)

Full Hook Upで快適でしたが、外にテーブルとイスのセットはないし、地面はコンクリだし、隣との間隔は狭いし、駐車場でキャンプしている感じでした。利便性を追求したい方におすすめ。設備がそろってるので使用料も他サイトより高いです。

 

【キャニオン】(Yellowstone)

Hook Upなしです。地面が土でキャンプらしい!テーブルとイスのセットもありました。ただ、バーベキューのところからちょっと遠いのが難点。

 

【グラントビレッジ】(Yellowsone)

こちらもHook Upなし。Canyonと同じ感じです。森の中にキャンプサイトが点在しています。

朝、周囲を散歩してみたら、湖がとってもきれいでした!

 

【モラン】(Grand Teton)

公園外のキャンプサイトしか押さえられなかったのですが、意外に遠めに長めるティトン山もよかったです。

夕焼けが印象的でした。こちらもFull Hook Upで利便性よし。地面は砂利だったので、雰囲気はないけど。民間のキャンプサイト使用料は、公園内の約2倍です。

 

結局、ココが一番良かった気がする。 

【Cherry Hill】(Utah)

停車する土地は芝生だし、RVの脇にすぐテーブルがあるし、世帯ごとの間隔も広い。ここは、ユタの人々が毎週末遊びに来るようなところで、ウォータースライダーあり、海賊船ありのプールパラダイスなのです。

実際、隣の人の話を聞くと(夫が)、「あー、僕たちも、昔はそうやってRVをレンタルして、いろいろなところに行ったけどー、頻繁に使うから購入したんだ。週末にここに来るのが最近の過ごし方だな。子供たちはプールで勝手に遊んでるし、のんびりできていいよ」とのこと。さすが、休暇上手です。

 

全米展開のキャンプグラウンドもあって、最大手は、「KOA」というところで、プールはあるわ、レストランはあるわ、きれいで便利なキャンプグラウンドだそうです。イエローストーンの近くにも1箇所ありましたが、公園から出るのは時間がもったいないので今回はパスしました。テント泊で一度使ってみたいな。

 

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