立憲民主党の代表選が行われている。
新聞やBSの報道番組はそれなりに取り上げているが、テレビのワイドショウ系は、ほぼスルーパスだ。
新聞は購読者の料金で賄っているが、テレビは大手企業の広告代金だ。
この広告をどうするかは電通が握っている。電通と自民党はメディア対策でお互い握っている。
なんとなく裏の構図が見えてくる。
今回代表選に立候補した逢坂誠二、小川淳也、泉健太、西村智奈美の各氏は、みな真面目そうだ。
旧民主党が出来てから国会議員になっただけに政界のしがらみにはあまり染まっていない。
少々型破りで話題性のあるのが小川淳也だろうか?
直情径行で危うさはあるが幹事長に熟練のベテランを配置すれば面白いかもしれない。
逢坂誠二はニセコ町長の経験があるから組織運営のコツはつかんでいるだろう。
此の中では一番年上だけに安定感がある。
泉健太はマスクが爽やかで女性受けするかもしれない。
政策通で発言にぶれはあまり見られない。
西村智奈美は発言を聞いていて安心感がある。声のトーンが低いのもそう感じさせるのか。
女性が持っている正義感みたいなものを感じる。
今回の立憲民主党の代表選は「足元を見つめる」良い機会であろう。
4年前に枝野幸男が立ち上げ、その後全力で走りすぎてやや上滑りになった。
4人の主張に大きな違いが認められないが、それもまた良し。
誰がなっても良いということだ。かってあったような分裂騒ぎはもう御免こうむりたい。
選挙後は「老壮青のバランス」の取れた執行部を作り、地道に下からの積み上げを図ってもらいたいものだ。
その積み上げによって「支持率アップ」につなげていくべきだろう。