行雲流水の如くに

統一地方選から見える各党の基礎体力

今回の統一地方選の道府県議、政令都市市議、市議・区議の各党別当選者は次だ。

自民党2379人(前回比−51人)、公明党1375人(−13人)

立憲民主党648人(+167人)、共産党822人(−110人)

維新342人(+253人)、国民132人(−91人)

自民党と公明党は微減、立憲の増加は国民と社民の地方組織と合併したことによるもの。

共産党の漸減について執行部は反省が必要だ。

やはり党内異論を封じ込めるやり方は良くない。開かれた党を目指すべきだ。

維新は明らかに風が吹いた。自民党に飽き足らない保守層が動いたのであろう。

国民民主は地方組織という根が細っている。

自民党にすり寄るしか活路を見出せないのだ。

 

政党としての基礎体力は自民党、公明党、共産党がある。

従来から力を入れてきた結果であろう。

台風の目は維新だ。

自民党の支持者を食うのか、それとも立民の支持者か?

立民はまだまだ地方組織という基礎体力が足りない。

もうひと踏ん張り必要だ。

 

自民党は専ら野党の分断を図ろうとするし、野党は共闘に活路を見だそうとする。

しかし最後に笑うものは地方組織の充実に力を注いできた政党であろう。


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コメント一覧

megii123
kenちゃん、おはようございます。
「地方組織に党が入り込んではいけない」
素晴らしい見識です。本来そうあるべきですね。
残念なことに組織政党として自民、公明、共産が地方にがっちりと根を張っています。
自民・公明に対抗するためには「地方組織の充実」に力を注ぐしか勝ち目はないでしょうね。
knsw0805
行雲さん、おはようございます。
全文支持します。元来私は若い時から地方組織に党が入り込んではいけないという持論を持っています。市(区)議会・市長、県(都・府)議会、知事等々地方組織は市民、県民のために働くというのが考えです。地方組織に党が入り込むと市議会議員まで先生と呼ばれるようになり上記の覚悟がずれて来ると思っています。まあしかし現実には全て党派で動いていますし、陳情するにしても手立て・筋道がなくなってしまいますので仕方ありませんね。全ての活路は「最後に笑うものは地方組織の充実に力を注いできた政党」に間違いありません。
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