アメリカの大統領がトランプからバイデンに変わっても、アメリカの中国に対する厳しさは変わらないだろう。
トランプ時代よりも巧妙に中国と対峙する。
①アメリカの仲間と共に共同戦線(Common Front)を築く
共通の価値観(民主主義や国際貿易)を有する仲間を再構築する。
トランプはアメリカアローンもしくはアメリカファーストだった。
バイデンは日本やオーストラリア、インドなどとの統一戦線で中国に働きかける。
②TPPに再度参加を検討する
中国がTPP参加に色気を出している。最もアメリカへのけん制が主で本気度は少ない。
もともとTPPの本来の趣旨は中国包囲網であった。再度アライアンス再構築に向かう可能性は十分ある。
③中国は少し暴走気味だ
民主党政権はもともと人権問題に厳しい。その意味で香港問題やウイグル問題に本気で対応する。
習近平はバイデンの顔色を窺いながら対応するだろうが、今のような傍若無人さは影をひそめるのではなかろうか?
コロナ騒ぎの中で世界中がギスギスしすぎだ。
少しクールダウンしてもらいたい。
日本は「戦略的曖昧さ」を取るべきだろう
日本は米中対立の中で、「どっちにつくのだ」と迫られる可能性大。
ただ中国で稼がせてもらって、アメリカの軍事力におんぶにだっこでは、信頼されない。
そこで力を発揮するのが「日本国憲法」の平和主義だ。
堂々と主張すべし。「力よりは話し合いを」