トランプの大統領補佐官ジョン・ボルトンによれば、「トランプは日米同盟の意義を全く理解していない」
来年1月からの2期目は少しでも理解してくれていることを祈るのみか。
しかしボルトンによれば、「彼が大統領退任後に賢くなった様子はうかがえません」
トランプ陣営の顔ぶれが続々と決まりつつあるが、何となく空恐ろしくなる人事ばかりだ。
中国は今のところ賢く動いている。
かっての「戦狼外交」は影を潜め、G20やAPEC諸国と良好な関係を築こうと努力しているようだ。
アセアン諸国は、もともとアメリカにも中国にも過度に入れ込まずうまく立ち回ってきた。
しかし最近では中国寄りの姿勢が目立つ。
中国は、日本に対しても「訪中ビザ免除」や「水産物輸入再開」という打ちやすいボールを投げてきた。
石破外交は頼りないが習近平とは曲がりなりにも良い関係を築いたようだ。
石破茂は日中国交正常化を果たした田中角栄の系譜を引くものとして好意的にみられているが、対トランプとの闘い?を前にして味方を増やしておきたいという中国の外交戦略であろう。
中国・日本・韓国は平和的かつ友好的に協力し、北東アジアの繁栄と相互の安全保障を高めるべきだ。
北朝鮮は愚かにもロシアに接近しているが最後は中国に頼らざるを得ない。
中国・日本・韓国の安定は、世界全体にも良い影響を与えるだろう。