健康保険証とマイナンバーカードを一体化するマイナンバー法の改正案が賛成多数で可決した。
問題点続出なのだが、何ら解決策を示さずに強引に押し切った。
賛成派は、自民・公明だけかと思ったら維新の会も国民民主党も賛成していた。
この辺は何らかの裏工作もしくは下心ありと考えざるを得ない。
「ゆ党」の面目躍如と言ったところか。
反対したのは立憲、共産、社民、れいわで、これからの日本の方向性が窺える気がする。
国民民主党はおそらく深刻な亀裂が入る。地方組織は立民と同調する。
次期総選挙は二つの大きな流れのどちらを支持するかで、今後の日本の行く末が決まるだろう。
マイナンバーカード事業に2兆円が投じられたという。
この資金は本当に必要だったのか?
これだけの資金があればもっと有効な政策に回せただろう。
はっきり言って「無駄遣いと同時に政治家としての倫理観欠如」を表すものだ。
更に、問題だと思うのは保険証への強制的な紐づけだ。
今出ている問題点をつぶしたうえで法案可決するぐらいの気持ちがないのだろうか?
命にかかわる問題だから「人為的ミスでした」では済まない。
徹底したシステムチエックが必要だ。
ちなみに医師や歯科医師でつくる全国保険医団体連合会は法案に反対している。
釘の曲がりは金づちで直せ
悪い癖や習慣は、厳しい方法で直せということ。