行雲流水の如くに

政党支持率と比例投票先が何故乖離するのか

自民党の支持率がつるべ落としのように下がっているが野党(特に立憲民主党)の支持率が上がらないという声を良く聞く。

最近の報道各社の調査方法は、電話とネット(スマホなど)を合算して集計している。

私はこの方法に疑問を持っている。

電話とネットとは分けて数字を出すべきであろう。

その点で「選挙ドットコム」の調査方法はかなり民意を捉えていると思う。

それと回答者のほうの問題点だが、突然電話がかかってきて「あなたはどの政党を支持しますか?」などと言われれば普通は躊躇する。

とりあえず「自民党」と答えておけばよい。自民党が嫌いだと「支持なし」と答えるのが普通だ。

野党支持率はどうしても低く出る。

 

ところが今度の選挙で比例はどの党に入れますか?という質問に対しては比較的素直に答える。

そうすると野党への投票先が増えることになる。

問題だと思うのはネット調査で「わからない」が60%もあることだ。

これでは投票率があがらない。

ある意味で「民主主義」の危機だ。

政治を良くしようと思ったら若い人たちは政治にもっと関心を持ち投票に行くべきだ。

 

 

この数字から分かることは、秋ぐらいまでに選挙があれば面白くなる。

野党がまとまれば政権交代は起きるだろう。

もっとも世の中、数字通りにはいかない。

かく乱要因は「維新の会」の動きだ。

野党のふりをして裏で自民党と握っていたということが起こり得る。

まさに「政治の世界は一寸先は闇」


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