行雲流水の如くに

解散や総辞職を迫る野党党首に岸田首相は「こんにゃく対応」だった。

昨日は党首討論があった。4人の党首に対して45分だ。

最長の立憲泉代表でも26分、これでは実のある討論などできまい。

4人の党首は入れ代わり立ち代わり解散や総辞職を迫ったが、

岸田首相は「こんにゃく対応」だ。

箸でつまもうとしてもつるりと滑り落ちるのだ。

 

立憲の泉代表は、今なら勝てると踏んだのか、「解散しましょう」と迫った。

維新の馬場代表は党首合意を踏みにじられてよほど頭に来ていたのか、

「総辞職すべきだ」とドスを利かせる。

自民党側のヤジに対して「誰だいま言ったのは」と凄みを利かせる。

共産党の田村代表の持ち時間は4分、「選択的夫婦別姓」を要求するので精一杯。

国民民主の玉木代表は「総辞職してください」を2~3回連呼して終わり。

 

岸田首相はもう末期的症状なのだが、政治改革法案が国会を通過したせいか高揚感があふれている。

なんとも不思議な人だ。

場合によってこの調子で9月の自民党総裁選を乗り切るかもしれない。

そうなればますます自民党は沈没していくのだが、氷山にぶつかるまでは気が付かないのか?

或いは「気が付かないふりをしている」のか?

 

明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは  親鸞聖人


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