権力欲とか所有欲というものは際限がない。
ロシアや中国はあれだけ広大な土地を持っていても、もっと広げたいのだろう。
そして1度自分のものにした土地は何が何でも手放さない。
北海道の色丹・歯舞が良い例だ。
中国が最大版図を誇ったのは清の乾隆帝(1735~95)の時だ。
チベットや新疆もこの時手に入れている。
中国の一帯一路という戦略は、清の乾隆帝の夢を追っているような気がする。
ロシアのプーチン大統領が旧ソ連の版図を取り戻そうとウクライナに侵攻した。
NATOに加盟していないウクライナは格好のターゲットだ。
そして皮肉なことだが、プーチンのやり方はヒトラーのやり方に似ている。
※人々は小さな嘘より大きな嘘を信じる
※嘘も繰り返せば人々は信じるようになる
(このやり方は安倍政権以降、菅、岸田政権と見習っているような気もするが)
戦争は、国家を豹変させる、
歴史を学ぶ意味はそこにある。 半藤一利