太郎という立派な名前を持っていながら周りが迷惑する太郎が政界に二人ほどいる。
河野太郎と麻生太郎だ。
台湾訪問中の麻生太郎副総裁が次のような発言をして物議を呼んでいる。
「日本、台湾、米国をはじめとした有志の国に、非常に強い抑止力を機能させる覚悟が求められている。戦う覚悟だ」
「金をかけて防衛力を持っているだけでははだめ。台湾海峡の安定のために使う明確な意思を相手に伝えて、それが抑止力になる」
この発言を麻生太郎の軽率な発言と考えるのは読みが浅い。
明らかに米国の影がある。
米国は2年以上前から、日本に警告を出していた。
日本の防衛機密を扱うネットワークに中国軍のハッカーが侵入し「深く持続的にアクセスしている」
ワシントンポスト(8月7日)
ところがどこまで日本側が真剣に対応策を練ったのか定かでない。
本来地道にサイバー対策を練るべきなのにわざわざ台湾まで出かけて余計なことを言う。
自らの失敗を棚に上げて声高に強気の発言をして見せたというところだろう。
この発言を受けて松野官房長官が次のように述べた、
台湾をめぐる問題が対話により平和的に解決されることを期待するというのが、我が国の従来から一貫した立場であります。
極めて穏当な発言でこうでなければならないのだ。
さっそくネットでは麻生太郎にツッコミが入った。
覚悟を持つなら麻生さん、あなたが真っ先に台湾海峡で戦えばよいだろう。
上から目線で偉そうにしゃべるタイプの言うことを信用してはならない。