1988年、リクルートの関連会社のリクルートコスモスの未公開株が政治家上層部に賄賂として譲渡された。
秘書がやったことにして政治家は逃げ切る。
2004年に、日本歯科医師連盟から自民党の最大派閥橋本派へ1億円闇献金が渡った。
村岡兼造会長代理が起訴された。
時の総理橋本龍太郎は次期衆院選に小選挙区から立候補せずと表明。
犯罪を犯した人間(政治家)は、「もう2度とやりません」とその時は誓う。
しかし時がたつとすぐ忘れるようだ。
今回の「自民党裏金問題」における政治家の対応はリクルート事件に似ている。
報道1930
派閥の領袖に向けての衆議院議員橋本岳の怒り。
父親橋本龍太郎の身の処し方(次期衆院選小選挙区から立候補せず)を見ていた橋本岳は、今の有様を歯がゆく思ったのだろう。
「自民党政治刷新本部」の会合で、岸田・二階・安倍各派のトップの辞任を求めた。
麻生太郎や二階俊博は過去の経過を良く知っているはずだが、もはや汚泥にまみれて如何ともしがたい。
安倍晋三や岸田文雄には「歴史から学ぶ」という姿勢がない。
この姿勢が自民党の退廃を招いたと言えよう。