マスコミ各社が行う政党支持率というのはあまりあてにならない。
私が注目しているのは「比例投票先」、特に選挙ドットコムの調査が信用できる。
12月調査によると(電話による)、
(ネット調査もしているが電話調査の分で大体の傾向がつかめる)
自民27.2% 公明5.4%
立民18.1% 維新12.3% 共産9.1% 国民2.3% 令和2.2%
社民0.9%
その他19.2%(不明を含む)
自民+公明32.6%、野党合計44.9%だから逆転できるのだ。
自民党はもはや賞味期限が過ぎて消費期限が迫っている。
ところが選挙になると自民・公明が勝つのは、野党がまとまらずにバラバラに戦っているからだ。
野党は小異を捨てて大同につけ
意見の多少の違いにはこだわらないで、共闘できる部分だけで一致して戦うべきだ。
立民と維新は憲法や防衛についての考え方はかなりの違いがある。
しかし、自民・公明が国民に信を問うことなく増税で防衛費倍増することには反対だ。
身を切る改革も一致できるだろう。
統一教会と自民党との闇の部分も解明する必要がある。
もちろんこの点では共産・国民・社民・令和も賛成であろう。
政策が異なるから互いに協力できないということでは「負け犬の遠吠え」になる。
その点では自民党のしたたかさを見習った方が良い。
それと公明党も「平和の党」を金科玉条の如くにしているが、単に学会を守るための番犬レベルではなかろうか。
公明党の場合はしたたかと言うより「羊頭狗肉」と言うべきか。
おそらく立党精神などもう信じてはいないだろう。
キリスト教国でもない日本人がクリスマスを祝うのはケシカランなどとヤボなことはいわない方がよい。
すべて興隆する民族は清濁合わせのむものであり、また清濁合わせのみつつある時に興隆しているものである。
坂口安吾・明日は天気になれ