193か国からなる国連総会で、ロシアは141か国から「NO」を突き付けられた。
ロシアの味方は、ベラルーシ、北朝鮮、エリトリア、シリアの4か国のみ。
残りの国は棄権か態度を表明しない。
要するに、世界中から「ならずもの」と呼ばれるようになったのだ。
国連は機能しないと言われていたが、かろうじて「ロシアの暴挙」に対し強い憤りを表明した。
しかし、ロシアのプーチンはますます頑なになって殻に閉じこもるのだろう。
正常な常識を持たない相手と向き合うのは何ともやり切れないが、ここで矛を収めるわけにはいくまい。
プーチンが音を上げるはいつか?
1,ロシア経済が破綻の淵に追い詰められ国民から怨嗟の声が上がる時。
2,プーチンの周りの側近たちから離反が生じる時。
3,ウクライナ国民が頑強に抵抗をつづける時。
4,中国の習近平がプーチンを見限る時。
私の感じでは、上記の条件が複合的に発生し、半年以内にある程度の結論が出るのではなかろうか?
もっともこれには少し希望的観測も入るが。
西側諸国が、今以上の金融制裁と原油や天然ガスの全面禁輸に踏み切れるかどうかが勝負所だろう。
その時は世界経済はガタガタになるが、返り血を浴びることを恐れては「プーチンのような暴君」を抑えることが出来ない。