行雲流水の如くに

対米従属に甘んじて良いのか?ーー一身独立して一国独立する。

世界中が予測不能なトランプ次期大統領の言動に戦々恐々としている。

日本の石破政権もまともに相手にしてもらえないようだ。

トランプ次期大統領は、故安倍晋三夫人の安倍昭恵氏と会食をする。

しかしなぜ今の時期なのか?違和感がぬぐえない。

石破茂のみならず日本という国が何となく馬鹿にされている気がする。

石破茂は安倍晋三のように徹底的にゴマをする(あるいはできる)タイプではない。

であるならば、自分のスタイルを貫いたらよいのではないか。

 

「NOと言える日本」は、1989年に石原慎太郎が著した。

日本が経済的にアメリカを圧倒するのではないかと思われていたバブル最盛期だ。

ここまで舞い上がると危ないと思っていたが、案の定1989年をピークにバブル崩壊が始まった。

しかしその気概は評価してよいだろう。

安倍政権以降、対米従属の度合いはますます増しており、岸田首相などはバイデン大統領に肩を抱かれて犬のように喜んでいた。

 

混迷の時代にあって指針を求めるとすれば、福沢諭吉の「学問のすすめ」であろうか。

我日本国人も今より学問に志し、気力をたしかにして先ず一身の独立をはかり、随って一国の富強を致すことあらば、何ぞ西洋人の力を恐るるに足らん。

道理あるものはこれに交わり、道理なきものはこれを打ち払わんのみ。

一身独立して一国独立するとはこの事なり。


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コメント一覧

megii123
飲兵衛さん、おはようございます。
良い視点ですね。ご意見に賛成です。
やはりカメラから人物の真実に迫る腕前は、人物評にも発揮されますね。
確かにビジネスマンという視点でとらえれば極めて分かりやすい人物です。
suishaalbum
行雲流水の如くにさん~お早うございます。

予測不能なトランプ氏と恐れられている様ですが、
彼を政治家として見ると確かに予測不能かも知れません。
しかしトップビジネスマンとして見るならば、逆にとても
分かりやすい行動パターンだとも思えます。

彼にとってアメリカ合衆国は自身がトップを務める企業であり、
相手国(=企業)とのトップセールスで最大限の利益を勝ち取り、
株主であるアメリカ国民に分配することです。

今回昭恵夫人を呼んだのは、政治基盤の弱い石破さんに
トップセールスで商談をまとめるだけの権限や実行力があるのか?
そのあたりの事情を詳しく聞いたのでは?
と推測致します。

異論はあると思いますが、昭恵夫人という太いパイプがあること
は日本にとって悪い事ではないと考えています。
megii123
kenちゃん、こんにちは。
アメリカにとって日本はないがしろしてよいカードではありません。
もっと自信を持って交渉すべきですね。
「アメリカファースト」と言っていますが、アメリカだけで世界を回せると思っているとしたら大きな間違いです。

明治初期の日本人は(下級武士でも)背骨が真っすぐしていますね。
彼らは独善に陥ることなく、当時の先進国を積極的に視察しています。
「文部両道」をもっと強調すべきでしょうね。
knsw0805
行雲さん、おはようございます。
全文異議なしです。大体安倍夫人が今時トランプに会うことがおかしいし不思議な感じがします。そしてそれを石破が止められないのもおかしな話です。自民党も立憲もそうですが「我が日本国をどのような日本にしたいのか明確なビジョンを描ききれてない」で、対米追随だけの国になり下がっているのが悔しいし情けないです。私も石原慎太郎の下りはまさにそう思います。福沢諭吉はさすがですね。
megii123
sakuranboさん、おはようございます。
世襲政治が3代も続けば、芯のない人間ができるという見本でしょうか。
「武士は食わねど高楊枝」というプライドの喪失ですね。
sakuranbo-doghotel
本当に売電に肩を抱かれていた岸田はみっともなかったですね。日本国民として恥ずかしいです。
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