「マイナ保険証に移行すれば質の高い医療を受けられる」
このように政府は強調したが、実際は従来より低下する可能性が大きい。
特に問題だと思われるのが、「投薬情報」である。
今は、健康保険証とお薬手帳を持参すると、医師はリアルタイムで患者の状況を把握できる。
ところがマイナ保険証になると、医師が診察した後の診療報酬明細書のデーターが反映されるのは診療を受けた月の翌月11日以降になるという。
下手をすれば1か月半もたってからの情報で判断するということになる。
しかしこんな現状より不便になるシステムをよく考えたものだ。
医師や患者の都合などこれっぽっちも頭の中にないということだ。
マイナカードを普及させることを優先するからこのようなことになる。
一方でデジタル庁に政府の個人情報保護委員会が立ち入り検査を始めた。
両方ともトップが河野大臣だという。
ところが肝心のその大臣は暢気に?北欧や中東に外遊だとか。
次期改造内閣では更迭ですね。
岸田内閣の支持率は続落、自民党の支持率も28%と20%台になるのは2020年6月以来。(朝日新聞)
このまま何も手を打たなければ、第1次安倍政権時の「消えた年金問題」になる可能性が高い。