自民党の小林鷹之氏が総裁選への出馬を正式に表明した。
名前の連想から「コバホーク」と呼ばれているらしい。
ほとんど無名なのでどんな人物か興味はあった。
しかし発言内容や推薦人になると思われる議員たちを見ると、手放しの評価はまだ出来ない。
小林氏の会見に同席した議員24名中、安倍派が11名で二階派4人だ。
厳しい見方をすると、頭と見栄えが良い上に清新さも備えた小林鷹之が、裏金派閥の若手から担がれたという図式だ。
それに飛びつくテレビ系のメディア、底の浅さが見えて何ともやり切れない。
「自民党は変わる」と主張するが、その中身は「脱派閥で換羽する」ということらしい。
しかし安倍派や二階派は謹慎中で総裁候補を出せない。
そこで若手は選挙の顔として、便宜的にコバホークを担ぐだけだ。
この発言も気になる。これでは裏金問題はうやむやに終わるだろう。
BSプライムニュース
未成熟のウイスキーを蔵から出してきて「選挙の顔」として売り出すようだ。
そうだとしたら有権者はなめられたものだ。
もっとコクとまろやかさのあるウイスキーを飲みたいと思っているのにだ。
(もっとも今の自民党にそのような人材がいるかは疑問だが)
総裁選へ意欲を見せる候補者の一人はつぶやいた。
支持者たちは裏金議員ばっかり。
コバタカは裏金議員の救世主みたいになっている。