行雲流水の如くに

菅首相の「コロナ敗走」で「四面楚歌」の状態

菅首相は、党内力学(派閥の長の個人的感情)によって無派閥であるが自民党総裁に選ばれた。

細田派の実質的オーナーの安倍晋三は石破茂が大嫌い。

禅譲期待の岸田前政調会長はインパクトがない。

この関係を上手く読んだ二階幹事長が菅義偉を担いでまとめ上げた。

 

しかし「禍福はあざなえる縄の如し」

たまたま自民党内の党内力学で押し上げられただけなのに、自分の実力と錯覚したことが大間違い。

「自助」などと言っていることが、何も分かっていない証拠だ。

菅義偉を支援する「二階派」のボス二階俊博は、「GOTOトラベル」中断の決定に怒り心頭。

距離を置き始めた。

 

秦を滅ぼした後、楚王項羽と漢王劉邦が、中国の覇権を争った。

最終的に項羽は有能な部下に次々離反され、垓下の戦いで敗れ去った。

「四面楚歌」-漢の軍が四方で楚の国の歌を歌っている。まわり中敵だらけだ。

中国古代の英雄項羽と、何となく宦官出身が政権を簒奪した感じの菅義偉と比較するのは少し気が引ける。

 

今の菅義偉には命を賭してついてきてくれる部下がいない。

菅首相は、前首相安倍晋三が検察に調べられるのを黙認したとウワサされている。

(もしくは新聞にリーク)安倍応援団は怒り心頭。

 

「ポスト菅」は石破か野田聖子か      三万人のための情報誌「選択」1月号

この政権はいつまで持つだろう。発足から100日余りで、誰もが暗い前途を予感しながら新年を迎えた。


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