旧統一教会の問題点は二つある。
①多額な献金集めや霊感商法などが不法な手段でなされたこと。その結果訴訟事件が多発している。
②政界(特に自民党安倍派)に食い込んで日本の国柄を危うくしてきた。
(その教義を見ると反日・侮日の内容)
日本の政界でも保守右翼と考えらえていた安倍派だが、保守の矜持など何もない。
ただ票を得んがための利益集団である。
これだけ問題点が指摘されているのに、明確に旧統一教会と手を切ると明言した議員がいない。
国民が忘れたらまたコソコソと協力を頼むのだろうか?
ただ議員の中にも関わり方に軽重がある。
その司令塔は安倍晋三元首相と言わざるを得ない。
自民党の青山議員や伊達議員が赤裸々に証言している。
そして安倍元首相の意をうけて名称変更問題に関わったのが当時の文科大臣下村博文だ。
前川喜平元文科次官や有田芳生元参院議員の証言が生々しい。
この辺は国会で徹底的に解明することが必要だろう。
検察や警察は淡々と事実解明するのが本来の在り方だが、旧統一教会問題には何らかの政治の力が働いた。
刑事ドラマにあるようなことは良くあることと思うが、肝心の二之湯国家公安委員長もかかわりを持っていたというからもう末期症状だ。
おそらく今度の内閣改造で変わるだろうが。
この問題は根が深い。
夏休みが終わったらみな忘れていた、ということがないようにしたいものである。