昨日のCXで放映された『記憶にございません』は、
映画館で見る機会がなかったし、ノーカット版という触れ込みだったので、
とっても楽しみにしていました。
寝落ちすることなく、最後のキャスト紹介まで観ることができてよかった!
と思えたのは、
小学校時代の恩師を演じていたのは山口崇さんだったんだ!
と知ることができた、ということだけだったな。
「誰だろ?見たことあるような気がするけど思い出せない。」
のモヤモヤがスッキリできたんで。
予定調和の連続だった、と言えばおわかりいただけるでしょうか。
こちらの予想を裏切る展開はほぼなく、笑える場面もあまりになかった。
観る前の期待値を上げすぎていたかな。
それとも『刑事コロンボ』や『相棒』の見過ぎ?
総理夫人も、総理の子供も、賄いさんも、総理秘書官も、官房長官も、キャップも
同じ三谷作品だから、
『総理と呼ばないで』と比較するように作っていたと思うんだけど、
『総理と呼ばないで』を凌駕するものが何もなかった。
といったら酷でしょうか。
あ、吉田羊の怪演は『総理と・・・・・・』には無かったかな。
でも使用人頭(小松政夫)やメイド(鶴田真由)的存在が欠けていたから、
そこはプラマイ0ってことで。