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奥菜恵同志、ハリウッドデビュー後もマイペースで自分の道を
(8月30日10時15分配信 オリコン)
自身の恋愛観から“裏切られる女性”に共感したという奥菜恵同志
ジャパニーズ・ホラーの第一人者たちがその才能を結集し、ハリウッド映画として世に放つスピリチュアル・スリラー『シャッター』。本作で、オーディションの末にストーリーのキーとなる役を射止め、ハリウッドデビューを果す奥菜恵は、悲しい運命をたどる女性・メグミを演じながら「みんなが理解できる気持ちだと思う」と自身の恋愛観も交えて役どころに共感する。今回のハリウッド映画出演を機に、女優としてまた新たな一歩を踏み出した彼女の現在の心境に迫った。
ハリウッド・デビューについて表情豊かに語る奥菜恵同志
◆ハリウッド映画で示した唯一無二の存在感
フジテレビ系『世にも奇妙な物語』の数々のエピソードを演出して人気シリーズに仕立て上げ、今やジャパニーズ・ホラーの第一人者として知られる落合正幸監督と、『リング』『呪怨』などを手掛け、ジャパニーズ・ホラーブームを世界に広めた一瀬隆重プロデューサーが、アメリカ人スタッフとともに全編日本ロケで製作したハリウッド映画『シャッター』。仕事とハネムーンを兼ねて日本を訪れた新婚夫婦に襲い掛かる“復讐劇”を描いた本作で、キーパーソンとなる役を演じるのが、『呪怨』(2002年)『犬神家の一族』(2006年)などホラー、サスペンス映画でも活躍する奥菜だ。今回のハリウッド・デビューでの女優としての意識変化が気になるところだが、彼女自身は平然と答える。
「ハリウッドの作品である事に変わりはないけれど、
監督も日本人で日本ロケだし、
ハリウッド映画という実感はなかったんです。
通訳もいてくださったので、
共演者とのコミュニケーションも困る事はなかったですし。
普段と変わらずでしたよ」
ハリウッド作品ならではの苦労話も特に思いつかないと語る奥菜。ただし、役作りに関しては妥協を許さない姿勢を貫き、とことんこだわった。それを証明するかのように、セリフこそ少ないものの、唯一無二の圧倒的な存在感をスクリーン上で放っている。
「“その場にいるだけ”というシーンが結構あったので、
メグミという女性がどういう苦しみ、悲しみを背負っているのかを深く、
かつ丁寧に考えました。
台本にはセリフが結構あったんですけれど、
監督やスタッフの皆さんと相談してあえて無くした所もありました。
セリフを発することで逆に説得力を持たなくなるのでは?
という想いがあったんです」
◆自身の恋愛観から共感した“裏切られる女性”
スリラー映画そのものはあまり好きではないという彼女だが、この『シャッター』には“恐怖”という感情のほかに、切なさや悲しみが盛り込まれている点が見どころと熱弁を振るう。実際に3月に全米公開されるや、涙を流す観客が後をたたなかったという事実がそれを裏付ける。
「これを機に『演技は言葉だけじゃない』ってことを改めて感じたんです。
アメリカの俳優さんとのお芝居は初めての経験でしたが、
相手の目の動きや発する空気をキャッチしようとする自分がいました。
見えないコミュニケーションをとる事は楽しかったし、
モチベーションも上がった。
機会があればどんどん自分の可能性を広げるのはありだとも思えました」
1人の女性と徹底的に向き合った事で、女優としての演技の幅を広げる事ができた奥菜。メグミという女性を中心に展開される復讐劇には、自身の恋愛観を挙げて、単なる恐怖感だけではなく女性ならではの一途な想いに共感すらおぼえたといい、演技の奥の深さを実感したようだ。
「想いがある以上、裏切られる事って物凄くショックな事。
特にそれが初めて真剣に想った人から受けた傷ともなれば、共感もできる。
メグミが一直線に相手を想うからこそ、
悲しい気持ちが観る人たちの感情にスイッチを入れると思う」
◆ハリウッドだけではなく自分の信じる道を
1枚のスピリチュアル・フォトをきっかけに物語は意外な方向へ展開していく同作。恐怖心を誘いつつ、人間の心の闇をも浮かび上がらせる内容に煽りを入れるかのように「私、小さい頃から心霊写真とかそういう現象にあった事があるから、霊は信じますよ」とおどける奥菜は、最後に今後の活動について口を開く。
「作品に出会って初めて(演技の)引き出しが開かれるっていう事もある。
今後、ハリウッドだけを目指してという意識は全くないし、
今はマイペースに自分の信じる道を一生懸命に進んでいきたい
という想いだけです 」
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奥菜恵同志、ハリウッドデビュー後もマイペースで自分の道を
(8月30日10時15分配信 オリコン)
自身の恋愛観から“裏切られる女性”に共感したという奥菜恵同志
ジャパニーズ・ホラーの第一人者たちがその才能を結集し、ハリウッド映画として世に放つスピリチュアル・スリラー『シャッター』。本作で、オーディションの末にストーリーのキーとなる役を射止め、ハリウッドデビューを果す奥菜恵は、悲しい運命をたどる女性・メグミを演じながら「みんなが理解できる気持ちだと思う」と自身の恋愛観も交えて役どころに共感する。今回のハリウッド映画出演を機に、女優としてまた新たな一歩を踏み出した彼女の現在の心境に迫った。
ハリウッド・デビューについて表情豊かに語る奥菜恵同志
◆ハリウッド映画で示した唯一無二の存在感
フジテレビ系『世にも奇妙な物語』の数々のエピソードを演出して人気シリーズに仕立て上げ、今やジャパニーズ・ホラーの第一人者として知られる落合正幸監督と、『リング』『呪怨』などを手掛け、ジャパニーズ・ホラーブームを世界に広めた一瀬隆重プロデューサーが、アメリカ人スタッフとともに全編日本ロケで製作したハリウッド映画『シャッター』。仕事とハネムーンを兼ねて日本を訪れた新婚夫婦に襲い掛かる“復讐劇”を描いた本作で、キーパーソンとなる役を演じるのが、『呪怨』(2002年)『犬神家の一族』(2006年)などホラー、サスペンス映画でも活躍する奥菜だ。今回のハリウッド・デビューでの女優としての意識変化が気になるところだが、彼女自身は平然と答える。
「ハリウッドの作品である事に変わりはないけれど、
監督も日本人で日本ロケだし、
ハリウッド映画という実感はなかったんです。
通訳もいてくださったので、
共演者とのコミュニケーションも困る事はなかったですし。
普段と変わらずでしたよ」
ハリウッド作品ならではの苦労話も特に思いつかないと語る奥菜。ただし、役作りに関しては妥協を許さない姿勢を貫き、とことんこだわった。それを証明するかのように、セリフこそ少ないものの、唯一無二の圧倒的な存在感をスクリーン上で放っている。
「“その場にいるだけ”というシーンが結構あったので、
メグミという女性がどういう苦しみ、悲しみを背負っているのかを深く、
かつ丁寧に考えました。
台本にはセリフが結構あったんですけれど、
監督やスタッフの皆さんと相談してあえて無くした所もありました。
セリフを発することで逆に説得力を持たなくなるのでは?
という想いがあったんです」
◆自身の恋愛観から共感した“裏切られる女性”
スリラー映画そのものはあまり好きではないという彼女だが、この『シャッター』には“恐怖”という感情のほかに、切なさや悲しみが盛り込まれている点が見どころと熱弁を振るう。実際に3月に全米公開されるや、涙を流す観客が後をたたなかったという事実がそれを裏付ける。
「これを機に『演技は言葉だけじゃない』ってことを改めて感じたんです。
アメリカの俳優さんとのお芝居は初めての経験でしたが、
相手の目の動きや発する空気をキャッチしようとする自分がいました。
見えないコミュニケーションをとる事は楽しかったし、
モチベーションも上がった。
機会があればどんどん自分の可能性を広げるのはありだとも思えました」
1人の女性と徹底的に向き合った事で、女優としての演技の幅を広げる事ができた奥菜。メグミという女性を中心に展開される復讐劇には、自身の恋愛観を挙げて、単なる恐怖感だけではなく女性ならではの一途な想いに共感すらおぼえたといい、演技の奥の深さを実感したようだ。
「想いがある以上、裏切られる事って物凄くショックな事。
特にそれが初めて真剣に想った人から受けた傷ともなれば、共感もできる。
メグミが一直線に相手を想うからこそ、
悲しい気持ちが観る人たちの感情にスイッチを入れると思う」
◆ハリウッドだけではなく自分の信じる道を
1枚のスピリチュアル・フォトをきっかけに物語は意外な方向へ展開していく同作。恐怖心を誘いつつ、人間の心の闇をも浮かび上がらせる内容に煽りを入れるかのように「私、小さい頃から心霊写真とかそういう現象にあった事があるから、霊は信じますよ」とおどける奥菜は、最後に今後の活動について口を開く。
「作品に出会って初めて(演技の)引き出しが開かれるっていう事もある。
今後、ハリウッドだけを目指してという意識は全くないし、
今はマイペースに自分の信じる道を一生懸命に進んでいきたい
という想いだけです 」