嬉々是好日 L`Atelier de Megummy since2000

行く先々でMIX犬疑惑を掛けられているビーグルならぬ、ぴーくる姉妹との徒然や、常が旅の途中な日々を綴っている備忘録

2009-05-30 | megummy's




「とっても会いたい彼女」と「とにかく見送りたい彼女」タチに会いに、安曇野に行ってきました。

雨降りの中を。「でも、私、雨の日が好きですから!」とウットリ気味で出発し。途中のお日様が見えてきた辺りと…。「釈迦堂」って表示に心魅かれて寄り道をし。

そりゃぁ~夢中で、葉っぱタチと戯れていたらば、かなりの時間が経過しており。「ちょっと待って。今日の私は目的が違うでしょ!」と自分を窘め、軌道修正しつつ。





それでも、私。雨上がりの。こんな葉っぱとか…。





こんな葉っぱとかとか…。





こぉ~んな、葉っぱのキラキラしたものタチに弱い性質で…。





しかもね。葉っぱの赤ちゃんなんて発見した日には。「ずっと、ソバに居てて良いですか?」なんて思っちゃうのでね…。





密やかな想いを泣く泣く封印し。「緑の中をお散歩するのは、今日の目的じゃないでしょ?」と、再度、厳しく自分を窘め…。

だから、私は。「今、会いに行きます」とハンドルを握り締めた次第(笑)。

それにしても、本日は。大好きな季節に近づいてる空気感漂う、なんとも結構なお天気で!この時季、特有の緑の青さと、暖かな雨の湿った匂いが心地良かったりしてね。ゆるぅ~く居るって、なんて素敵なんだろぅ。って、これまた、ウットリしてしまうのですよねぇ。

                                                    










とにかく、この時季。移り気なお天気が見せる、色んな彩は。飽きるってコトがなくて(笑)。

黒澤明の「夢」に出てくる水車に、ぼんやりと感じているこの共時性は、きっと、いつかの夢だったり、これから見る夢だったりするのかも知れない、なんてコトを思いました。












想いは重すぎて(笑)。

何年かぶりに目の前に現れた虹に…。彼女タチのこれからを想い。

今、自分が見ている風景すら諸行無常の中でね。刻一刻と変わりゆくお天気と、雨の間に間に、「一体、今日はどれだけの狐が嫁入りしてるのかしら???」とフト、考える自分が可笑しくて(笑)。





自分が通り過ぎた過去を、ちょっとばかり振り返ってみると。今、雨の中に居る自分の眼には天使の梯子が見えたりと…。

やっぱり、私は。急ぐことが出来ないのでね。「どうぞ、お先に、お行きなされぇい」と、私は、私の歩幅で。自分の眼に映るモノたちを愛でたいと、そんな風に思うのよね。





その先を前にして。過去から現在、そぉ~して未来の瞬間は、いっつも変化してて。その繋がりが、自分であり、彼女であり、そぉ~して今なんだろうね…。「会う」ってコトは、決して偶然の出来事なんかじゃぁなく、定められた必然によって起こるものだからこそ。最後の最後まで、会いたい人に会えた今日は、人間の予測を超えるナニかに動かされている自分を感じました!

「あなたの未来が、実り多いものでありますように」

合掌