「聞くって字はね。門を閉ざして耳を塞ぐから、ホントの聴くじゃないよ」
ホントに聴くってことは…。
「14の心でしっかり聴くってこと」
って、ふんわりした笑顔の先生の言葉は心に響きまくりまして。
わたくし的14の心は…。
八正道(はっしょうどう)と、六波羅蜜(ろっぱらみつ)の心得を足して14な。
八正道:正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定
六波羅蜜多:布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧
お仕事に徹する時には。方法論の14の心得としては。
意味ある相づちを打とう
相づちにひと言添えよう
最後まで聴こう
早合点して、話の腰を折らない
確認をとって明確化しよう
リピートして心の意味を探ろう
気持ちを込めたことばを大切にしよう
相手の話の中から訊こう*訊く=聞きただす
頭に描きながら聴いて、訊こう
心を開くオープンな質問をしよう
横に座って、肩を組もう
相手も認め、自分も認めよう
目でも聴こう
目にも伝えよう
とかとかとかとか…。
色んな14の心があっていいって思うし、そこには耳だけでなく五感をフルに
活用した心が宿っていると尚更に、聴くことで得る沢山の喜びがあるんと思う。
今日はね。心で聴くってことをイメージしながら、ある方とお話しをしたのね。
用件をお伝えするのは簡単だけれども。
それをご本人が気持ちよく実行に移せるか否かは非常におっきな案件で。
例えば、移せないとするならば。わたしの見込み違いや力量不足だったりさ。
それは。完成度の高みを目指す自分にとっては自分の持ち得るあの手や
この手を駆使したやり取りだったりもして。
そこにね。介入するわたしは、多分きっと役者でなければならなくて。
そのための、セルフトレーニングは重要でもあり。
完結した後の。
まぁ~るく収まる。それもドラマティックに。な。瞬間はね。
「あ。ここに居るみんなが今、同じ声を聴いてるんだな」
って手ごたえと共有している者同士の。暖かな空気が漂ってたりして。
だから。わたしは。きっとこれからも人の中で生きていくと思います。
そしてね。
わたしは苗字にも14の心があるじゃない?
でも、実は。旧字体なもんで。14と心の間に「一」が入るの。
この真ん中の「一」は「真心」って思ってるのね。
14の心と真心を以ってして生きて行きなさい、自分。
それでも足りない時にゃぁ。
恵の心で補って(笑)。
14という。とっても抽象的なありとあらゆる物事に…。
真の心を尽くせますように。