はじめまして!
ルートアカデミー下田校のはなです。
12月になりましたね。
今年もあと1ヶ月です。
みなさん、悔いのない1年の締めくくりをしてくださいね!
話は変わりますが、
私は昨年から今年にかけて約1年間台湾に留学していました。
今回は私が経験した台湾留学の一部をお話しさせていただこうと思っています!
まず、昨年のコロナ禍に渡航したということで、台湾に着いて1週間は防疫ホテルに隔離という留学の幕開けでした。
空港から防疫ホテルに向かう際には、専用通路を通ってアルコール消毒を全身(頭から靴の裏まで)びっちょびちょになるほど振りかけられ、キャリーバッグや手持ち鞄もびちっょびちょにされたあと、防疫タクシーに乗って防疫ホテルに移動しました。
コロナ禍に台湾へ渡航する人に義務付けられていた隔離は、1週間まったく外に出られないし、ホテルの窓も外が見えないタイプで、もちろん開けることもできなくて、隔離4日目くらいから心身ともにとても疲弊していたことを覚えています。
なんとか1週間の隔離を終え、寮に入り、大学へ通う日々がスタートしました。
1年間の留学生活で、ここには書ききれないくらいの驚きの連続が待っていました。
その中の1つとして、台湾の大学では、朝ごはんや昼ごはんを授業中に食べてもいいという習慣です。
日本の大学では絶対に目にしないことで、当時の私は超絶びっくりしたことを今でも覚えています。
ちなみに、先生も授業中に前で食べている光景も一度目にしました(笑)
台湾人の友達にそのことについて聞いてみると、
台湾では特に「朝ごはん」がとても重要視されていて、朝ごはんを食べずに授業に出ると脳が活性化されず集中することができないので、1日の活力をつけるためには朝ごはんを欠かすことはできず、先生たちもその理解があるので、授業中に食べてもいいんだよ。
と教えてくれました。
(もちろんすべて中国語です^^;)
日本でも朝ごはんの重要性は言われていますが、なかなか時間がなくて朝ごはんを食べないで学校に行く児童生徒もいますが、こういった台湾人の考えを聞いて、朝ごはんの大切さを改めて感じました。
それと同時に台湾人の柔軟さに驚かされました。
そして、台湾は外食文化ということもあり、朝ごはんから朝食屋さんに行って食べるもしくはテイクアウトするということが普通です。
このように日本では考えられない習慣や光景を実際に目にして、異文化理解を深めることができました。
これまでいろいろ話してきましたが、
留学経験を通して、たくさんの台湾人や世界各地の留学生と出会い、日本では経験することができない異文化交流や異文化体験をすることができました。
だけど、慣れない環境に飛び込み、語学の壁にぶち当たったり、文化や習慣などが異なる様々な国の人と生活する中で、困惑したりすることも多く、はじめの3ヶ月ほどは何度も心が折れそうになりました。
そんな台湾留学で、たくさんの温かい人に恵まれて楽しく過ごした日々や、孤独で辛かった日々も今ではすべてが思い出で宝物になりました。
これからも人との出会いや繋がりを大切にして、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。
また機会があれば留学経験談をいろいろお話しできたらなと思います!