2月27日。
あと1日で2月が終わります。
特色の発表も終わり、
残す受験は、国公立後期、高校一般、私立大学後期。
昨日の金澤君のブログにもあったように、
この時期になってくると
ともに受験を戦ってきた戦友たちが
一人、また一人と自習室から消えていく
(合格していく)
という、嬉しいような悲しいような、悔しいような
複雑な状況が生まれてくるのであります。
いつかは自分が。
そんなことを
残されしもの皆、普通は心の中で思っているわけですが
今年は、何かしら書状にして、
僕の下に書き残していったりするのがブームになっているようで
いつも脅迫状みたいに
僕のデスクに、ばさばさと決意表明が置かれていきます。
ま、
最後まで残るというのは
言うなれば、プライドと情熱のなせる業。
最後の最後まで、こだわりぬく
その根性、とても良いです。
今、残っている子達、
大学生になることは決定しているのですが
行きたいところを目指して、
一生懸命頑張るという、一心でここまで頑張ってくれています。
合格最低点まで、あと2、3点といったことも少なくありません。
その一問足らずを次、積み重ねて合格する、
という一念が良く勉強に姿勢に現れていて
それが、自習室に来る中学生たちにも
良い影響を与えています
というか妙な連帯意識で
中高生の壁なく、語り合ったり、問題を教えあったり
特色合格を決めた子達を本気で喜んで迎えてあげたり、という姿を見ると
今年の桜井校は、一団となっているなぁという感触があります。
願わくば
最後の最後まで粘った彼ら、彼女らに
目指すべく進路に落ち着ける道筋をつけてやりたいと思いますし
また、彼らの努力の結果で、そこに無事たどり着けたら
と切におもいます。
3月1日には高校の卒業式。
後期を控えている生徒たちには、
半ば卒業という感覚がないことでしょう。
僕自身も、後期まで引っ張りましたので
卒業式の際は
感動というよりは、焦りしかなかったです
勉強しなきゃと。
周りが打ち上げだなんだと騒いでいる中、
もくもくと帰路に就き、受験準備をしていました。
3月末の部活の卒業打ち上げで
ようやく卒業の実感がわいたほどです。
とにもかくにも
『やらされる勉強』と『やる勉強』のハーフ&ハーフを贅沢に楽しみましょう。