話はほんの少し遡る。
前にも書いた通り、例の安ホテル後もアイアンはマメに連絡をよこした。
むしろ今までよりマメというか、内容も濃かった。
内容が濃いと言っても、別に政治の話をしましたってわけじゃないんだけど、
日本文化について聞いて来たり、私との“まともな会話”を増やして来た。
そしてそれはどう考えても、メイちゃんを“満足”させるめの試みなのは明らかだった。
それとは別に、こんな会話もしていた。
『メイサ、今日は何したの?』
『今日はお友達と会ったの。隣の国の男の子が遊びに来たの』
その日は私の大事な友達、忍が某国からやって来る日だった。
忍というのは、私がまだ仁と決着がついていないと時に
手当たり次第に連絡した中で知り合った男の子だった。
忍は正直友達と呼ぶには若すぎる。
特別イケメンでもない。(全然ブサイクじゃない。むしろ小綺麗)
それでも彼と連絡を取ったのは、
彼が仁と同じ国出身かつ、仁と同じ名前だったからだ。
はい、ここでは違う漢字で書いてますが、実際のお名前は同じなんです。
そんなバックグラウンドはさておき、話してみると忍は超いい子だった。
親切だし話題も豊富だし、品があって頭が良かった。
何度かテレビ電話をしたり、私たちは頻繁に会話を楽しんでいた。
それでもお互いに興味がないのか(笑)恋愛に発展する事はなかった。
それでもお互いに友人として好きだった。
ってなわけで、そんな大事なお友達が我が国(じゃないけど)に来るので
いざご対面しよ〜って話になったのだ。
アイアンはすぐさま返信してきた。
『いいねいいね、君が楽しかったみたいで嬉しいよ。
で、そいつハンサムなの?
妬けるんだけど(笑)』
いや何だそりゃ。
忍ぴょん(誰)はそんなんじゃないし。
っていうかさ……
『うーん、すごくハンサムではないけどとっても背が高いわね。
ご存知の通り、私は背が高い男の子が大好きなの。
彼はかなり若いけどね。
そぉーしぃーて、脂肪ゼロよ』
長身自慢だけどお腹が木になるアイアンはこう返信した。
(お腹が木になったら面白いね!気だよ)
『Wow no fat.
Okay I am super jealous now.』
『Why? ヤキモチ焼く必要全くないでしょ』
『ま、妬いてるよ。
そいつより良くありたいね。
男だから(笑)』
『あと、あなたより背が高いわよ』
『OK now I’m super super jealous lol
Who kisses better?』
うーん
『正確に言えば、知らない。
彼とキスしたことないもん』
『そいつは君の元彼なの?か、寝たことある男?』
いや、だからさ。
基本的には(ここ重要)そんな寝ないんだってば!
アンタが初めてのオトモダチなのよ。
『ない。
彼のことは大好きだけど、実際会ったのは今日が初めてなのよ』
私のこの返信をどう捉えたのか、アイアンはこんな事を言った。
『あー、オッケー。
えーと、もし君が彼のことが本当に好きなら教えてよ。
そしたら俺はちゃんとわかるからさ :)
俺は身を引くよ(笑)』
これってつまり、俺は君の便利なオトモダチだから、
君の真剣な恋愛に口出す権利もないし、
興味もないってことだよね。
想定内だから別にいいけど、ちょっとつまんないなと鼻息をついた。
つまんないのでちょっと放っておいたら、すぐにまたメールが来た。
『あ、俺このメール送ったと思ったけど送れてなかったらみたいね。←ごめん無視しただけ
もし君が彼のこと本当に好きなら身を引くって送ったんだよ :)
何で日本人の女の子ってあの国の男が好きなのかわかんないな。
なんでか教えてよ(笑)』
ふーん。
何その変なコメント。
続きます。
前にも書いた通り、例の安ホテル後もアイアンはマメに連絡をよこした。
むしろ今までよりマメというか、内容も濃かった。
内容が濃いと言っても、別に政治の話をしましたってわけじゃないんだけど、
日本文化について聞いて来たり、私との“まともな会話”を増やして来た。
そしてそれはどう考えても、メイちゃんを“満足”させるめの試みなのは明らかだった。
それとは別に、こんな会話もしていた。
『メイサ、今日は何したの?』
『今日はお友達と会ったの。隣の国の男の子が遊びに来たの』
その日は私の大事な友達、忍が某国からやって来る日だった。
忍というのは、私がまだ仁と決着がついていないと時に
手当たり次第に連絡した中で知り合った男の子だった。
忍は正直友達と呼ぶには若すぎる。
特別イケメンでもない。(全然ブサイクじゃない。むしろ小綺麗)
それでも彼と連絡を取ったのは、
彼が仁と同じ国出身かつ、仁と同じ名前だったからだ。
はい、ここでは違う漢字で書いてますが、実際のお名前は同じなんです。
そんなバックグラウンドはさておき、話してみると忍は超いい子だった。
親切だし話題も豊富だし、品があって頭が良かった。
何度かテレビ電話をしたり、私たちは頻繁に会話を楽しんでいた。
それでもお互いに興味がないのか(笑)恋愛に発展する事はなかった。
それでもお互いに友人として好きだった。
ってなわけで、そんな大事なお友達が我が国(じゃないけど)に来るので
いざご対面しよ〜って話になったのだ。
アイアンはすぐさま返信してきた。
『いいねいいね、君が楽しかったみたいで嬉しいよ。
で、そいつハンサムなの?
妬けるんだけど(笑)』
いや何だそりゃ。
忍ぴょん(誰)はそんなんじゃないし。
っていうかさ……
『うーん、すごくハンサムではないけどとっても背が高いわね。
ご存知の通り、私は背が高い男の子が大好きなの。
彼はかなり若いけどね。
そぉーしぃーて、脂肪ゼロよ』
長身自慢だけどお腹が木になるアイアンはこう返信した。
(お腹が木になったら面白いね!気だよ)
『Wow no fat.
Okay I am super jealous now.』
『Why? ヤキモチ焼く必要全くないでしょ』
『ま、妬いてるよ。
そいつより良くありたいね。
男だから(笑)』
『あと、あなたより背が高いわよ』
『OK now I’m super super jealous lol
Who kisses better?』
うーん
『正確に言えば、知らない。
彼とキスしたことないもん』
『そいつは君の元彼なの?か、寝たことある男?』
いや、だからさ。
基本的には(ここ重要)そんな寝ないんだってば!
アンタが初めてのオトモダチなのよ。
『ない。
彼のことは大好きだけど、実際会ったのは今日が初めてなのよ』
私のこの返信をどう捉えたのか、アイアンはこんな事を言った。
『あー、オッケー。
えーと、もし君が彼のことが本当に好きなら教えてよ。
そしたら俺はちゃんとわかるからさ :)
俺は身を引くよ(笑)』
これってつまり、俺は君の便利なオトモダチだから、
君の真剣な恋愛に口出す権利もないし、
興味もないってことだよね。
想定内だから別にいいけど、ちょっとつまんないなと鼻息をついた。
つまんないのでちょっと放っておいたら、すぐにまたメールが来た。
『あ、俺このメール送ったと思ったけど送れてなかったらみたいね。←ごめん無視しただけ
もし君が彼のこと本当に好きなら身を引くって送ったんだよ :)
何で日本人の女の子ってあの国の男が好きなのかわかんないな。
なんでか教えてよ(笑)』
ふーん。
何その変なコメント。
続きます。
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