昨年に力の無い扇風機の修理で、コンデンサー(キャパシタ)の交換を記事にしたが、
同じ扇風機の羽根の回転が再び遅くなった。
コンデンサーが安物で、また容量が抜けたかと思ったが、羽根を手で回すと抵抗があって重いのに気が付いた。
実は前回の修理前でも回転が重かったり「キュッ」と異音が出る症状は何度も起きており、その度にサラサラの潤滑油や粘りのあるグリスを塗るが、早くて数日、持っても数週間でまた故障の繰り返し。
下のページでも同様に困って相談している人が居る。
メンカーム研究所では、次々と油種を変えて実験し、1年間のテストに合格した油があったので発表しよう。
私の実験で1年間以上潤滑性能を維持出来たのは食用のパーム油(ヤシ油)。
扇風機の羽根やガードを取り外してモーターの軸を上向きにし、軸受けへ爪楊枝へ付けた油を数滴たらす。
手で軸を回転させ、少しガタでもあれば上下に動かす。
黒く汚れた油が軸受けから染み出せば綿棒で拭いてやる。
これを数回繰り返して軸受けへ浸透すれば軽くなる筈。
もし軽くならない時は、モーターの後ろ側のカバーを外して首振りのギアを外すと、後ろの軸受けがあるので同様にやる。
それでも重いままの時は他に原因があるのだろう。
一応警告しておくが、一番安全な方法は扇風機を買い換えること。
軸受の故障で想定以上の負荷が掛かったまま使用すると、モーターや軸受けが発熱し火災の恐れがある。
修理は、経験や自信がある人が自己責任で行うものだ。
今回の我家の扇風機の故障は後ろ側の軸受けだった。注油しては拭くのを2度繰り返し、カバーやギアボックスを外したままで通電し(感電注意)、しばらくモーターを回したら軽く回転出来る様になった。
私は家電修理の技術者ではなく、全くの素人がネットの情報等を参考に遊びで手を出しているだけなので、しつこく書くが参考にされる時は自己責任で!
ブログ村ランキングで目標15位以内なんて欲張ったのが嫌われたのか、19位になってしまった。
(´Д⊂グスン
広告↓下のバナー「タイ情報」のクリックで応援して下さい。
m(_ _)m