Menkarm World

メンカームの趣味の部屋へようこそ!

【♀→♂】性転換する花!?

2024年09月20日 22時35分00秒 | タイで園芸
アンスリウムと言うと、皆さんがイメージされるのは…

こんなプラスチックの造花風な花を咲かす植物だと思うが、私が好きなアンスリウムには、下の写真の様に花は地味だが美しい葉を観て楽しむ品種もある。


長い棒状のが花であり、これを受粉させて種を採ろうと筆でナデナデしているのだが、何度やっても受粉せず、花は枯れて落ちるばかり。
先日も「糞〜!」と思ってネットを検索すると、受粉を解説されている動画を見つけた。

ここで初めて知ったのは「アンスリウムの花は、開花して暫くは受粉可能な雌しべであり、それから花粉をばら撒く雄しべに変わる。」こと。


私は、既に雌しべの時期を過ぎて雄しべの機能しかない花を一生懸命スリスリして受粉させようとしていた訳だ。
セ〇ズ〇で子供は出来ないよな。www

ちなみに雄しべになる前の雌しべの状態の花はこれ。

受粉可能な雌しべの機能の時は、花へ写真の様な水滴がついているそうだ。

アンスリウムを受粉させるには、雄しべの状態の花と雌しべの状態の花が必要となり、数多く持ってないとタイミング良く花が揃わないなと思ったが、雄しべから採取した花粉は冷凍保存が可能だそうで、冷凍庫へ花粉を準備しておけば雌しべの状態を見て何時でも受粉が可能となる。

「アンスリウムの受粉方法が解った。」と妻へ話すと、目を輝かせて「観葉アンスリウムの苗って安くても百バーツくらいで安定してるよね。やっと家でも作れるのね!」と早速筆を持って花を受粉させようと農場へ入ったが、やはり都合良く受粉可能な花は無し。www

親株にする妻の観葉アンスリウムが増えると、お溢れで私のコレクションも増えるかも?

珍品を揃えたバンコクの農園の動画を観て、購入の作戦を練っている。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
« 当たり! | トップ | 農園が生産停止 orz »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
進化は玄妙w (ハシビロコウ)
2024-09-21 10:14:57
新しい発見おめでとうございます。
オスメスの境界~区別は、ステレオタイプな知識の人々には想像もつかないほど多様の様です。それも誰も設計した訳ではなく、進化で≒成り行きで出来たw未だ解明と言うか論理が分かっていない事が沢山ある様で、途中で面倒くさくなった人々は創造論に逃げ込んでw純粋化≒原理化≒過激化してwアブラハムの兄弟の末裔が、激しい戦争中😥

或る種の蘭とそれ専門の昆虫が受粉の手伝い&便宜の交換とか、メス先熟とか逆とか、相互に一日に何回もオスメス役割分担とか…それらを考えるのが面倒くさくなって創造論に逃げたくなる気持ちも少しは理解が出来るw
ヒトの場合も色んな意味で多様みたいですが、子宮内の胎児のオス由来の遺伝子は成長のアクセルを踏んでいて、メス由来の遺伝子は成長のブレーキを踏んでいるらしい。
どの様な機序では考えた方が良いでしょうが、何故?と考えると迷路から抜けられなくなるらしい。
返信する
Unknown (menkarm)
2024-09-21 19:24:21
ハシビロコウさん
仰る通りで、「オスメスの境界~区別」は、ハッキリしている様で多様ですね。
私は中高校の同級生に精神的な女性と思われる男子生徒が居まして、知識が無い最初は変態wと思ってましたが、毎日同じ教室へ居ますと徐々にそういう人の存在を理解出来ましたし、成長と共に体だけ男らしさが増すのを見て残酷だなとも感じました。
今回記事にした花は、同じ花で最初は雌しべの機能を有効にし、受精しない時は雌しべを止めて雄しべの機能が有効になりまして、自家受粉を防ぎながら効率的に受粉の確率を上げてます。
恐らくは長い時間の中で多様に発達して淘汰され偶々の結果なのでしょうが、結果として合理的な形になって素晴らしいと思います。
私は理科が好きでしたが、生物分野は覚えるばかりで興味が持てず大嫌いになり、高校では生物を取りませんでした。
それが大人になって魚を飼ったり植物を育てたりで興味を持って本を読むと面白くて…www
最近は植物へ味の素を撒いて面白がってます。w
返信する
Unknown (muga)
2024-09-23 00:48:58
こんばんわ~、やっぱり興味と疑問を持って研究する情熱が有効知識にたどり着く秘訣なんですね
植物の話題には付いていけませんが、情熱の真っ赤な薔薇を~胸に贈りましょう♪ 
雌しべに受粉させましょう あそこのずっと奥のほう♪っていう歌があったような?なかったような?!(^^)!
返信する
Unknown (menkarm)
2024-09-23 02:11:34
ムガさん
こんばんは。
研究と言うよりネットをググってただけなのですが、理屈が解ったのでようやく実践でして色々と試せそうです。
私の生物嫌いは、大好きだった理科の授業が花の話になり、テストで花の絵へ部位の名前を書かなければならなかった事から始まりました。
全く興味が無かったのに、今は何故か観葉植物農園の出資者で、趣味の栽培場まで持っている。
そして大好きだったコンピュータや電子工作は仕事にしてしまったからか、今は見たくも無い。w
嫌いになった理由はお釈迦様の掌の上で踊らされているのに気付いたからです。
人が作った物なのに、肝心な知りたい部分は情報を金と引き換えに小出しにされているので腹が立ち、一気に熱が冷めてしまいました。
動物も好きなのですが、植物へ走ったのは、切り刻んでも薬を掛けても文句を言わないからでしょう。
最近は植物への味の素の効果を試してます。
雌しべに受粉♫の歌を探しましたら、おニャン子クラブやらAKBが出てきましたが、際どい歌詞ではありませんでした。w
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

タイで園芸」カテゴリの最新記事