先々週の土曜のこと。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/27/c5cc10e7c77ddad26aa07a4dd49e42f0.jpg?1727192296)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/b4/d5054060404b8ade8fbff2cf32ca7867.jpg?1727192339)
切断機の刃を支えるベアリングが壊れてしまっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e8/41a23343a4915f0d3d5304da39fde637.jpg?1727195588)
グーグルストリートビューより拝借。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f8/92aa051484d792c1b1b269155c306b67.jpg?1727199265)
刃の左右で軸へ固定する六角穴ボルトの左側が無く、![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/58/e3e17b7c1915500c5260bed651d169de.jpg?1727200018)
右側だけで固定されている。
ココナツ殻を切って植え込み材を作っていた妻が私を呼ぶので出ると、深刻そうな顔をしている。
「どうしたの?」と尋ねると、黙ってココナツ殻の切断機を指す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/27/c5cc10e7c77ddad26aa07a4dd49e42f0.jpg?1727192296)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/b4/d5054060404b8ade8fbff2cf32ca7867.jpg?1727192339)
切断機の刃を支えるベアリングが壊れてしまっている。
購入して十年近く使うと刃が折れてしまい、バンコク近郊のメーカーへ持ち込んで刃の交換とオーバーホールをやったのが5年半前。
2年前に今回壊れたベアリングのカバーが外れたので、フューチャーボード(プラ段ボール)へ強力両面テープを貼って押さえ込んで誤魔化していたが、とうとう壊れてしまった。
刃の故障時はウドンタニの農業機械製作所へも問い合わせたが、あまりやりたくない(自信が無い?)様子だったので、バンコク近郊の製造元まで持ち込んだが、修理費が1万2千バーツ強で旅費が7千バーツ強と合わせて2万バーツ近く掛かった。
最近は不況で売上がさっぱりだし、8月9月は特に売れない時期。
「何でこんな時に壊れるかな〜?」と妻と見つめ合う。
植え込み材のココナツ殻を購入すると輸送コストが嵩むので生産原価は数割上がり、バンコク近郊産との価格競争に勝てなくなるし、生産している植物は土へ植えられず、ココナツ殻が一番安い植え込み材なので、機械を修理する以外の選択肢は無く、修理が済むまで生産出来ないので、修理を急がなければならない。
近くの集落へバイクや農業機械の修理をされるお店があり、私がやる草刈り機の修理はこのお店で見て学んだこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e8/41a23343a4915f0d3d5304da39fde637.jpg?1727195588)
グーグルストリートビューより拝借。
ココナツ殻切断機でも、数年前にW掛けしてあるベルトがどうしても外れず、交換を手伝って貰った事があり、その時に「壊れたら直します」と言われたのを思い出した。
お店へ行くと「直す」と言われた店主は不在だったが、一緒に働かれる弟さんが居られたので相談すると「持って来て」と言われる。
我が家でココナツ殻切断機を置いているのは自宅前の倉庫(元店舗)で、駐車場より階段で3段高くなっているのでピックアップトラックをバックで付けると倉庫の床の高さとトラックの荷台の高さが近く、ブロックと板でスロープを作れば切断機を車へ乗せるのは大人3人で可能で、私と妻と娘の3人で苦労せずに積載。
お店では店主の弟さんとインターンの学生の6人で荷台へ掛けた木のスロープを滑らせて降ろした。
「明日は日曜で休むけど、月曜には終わります。」と聞いて、電話番号を交換して帰宅。
それから待っても待っても電話は無く、植え込み材が無いので農園の生産は止まったまま。
木曜に買い物の帰りに店の前を通りながら見ると未だバラバラ。
依頼から一週間経った土曜の朝に「終わりました。」と電話が来た。
妻とお店へ行くと、壊れたベアリング以外に劣化したのが3つ交換されており、摩耗が激しいギアを作るのに時間が掛かったそうだ。
全てのベアリングへ注油してあった。
試運転すると音が静かになったのに驚いた。大丈夫そうなので請求書を貰うと、代金は1590バーツと格安。
私の車の荷台へスロープを掛け、降ろした時と同じ6人がかりで押し上げようとするが、重くて上がらない。
お店へは重量物積載用に柱へアームが付けてあり、ジャッキで引き上げて車へ積める準備がしてあるが、私の車は荷台の屋根がアームの邪魔をして使えず、店主のトラックへ積んで自宅へ送って貰った。
自宅でもう一度試運転をして確認していた妻が「あっ!これ、ネジが無いよね?」と言うので見ると…、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f8/92aa051484d792c1b1b269155c306b67.jpg?1727199265)
刃の左右で軸へ固定する六角穴ボルトの左側が無く、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/58/e3e17b7c1915500c5260bed651d169de.jpg?1727200018)
右側だけで固定されている。
妻を店へ連れて行って店主へ言わせると、作業場の箱からボルトが見つかり、長い六角棒レンチを借りて私がつける事になった。
帰宅して床へ転がると機械の下からボルトを入れて締め付ける。
起き上がると試運転で飛び散ったグリスが腕や服についているのに気が付いて閉口。w
気を付けて見ると機械の上蓋を留めるボルトにワッシャの入れ忘れがあったりするが、次々と来店のあるお店で若い学生らしき人達を指導しながら幾つも並行作業で修理していく多忙な店主なのである程度は仕方無いだろう。
一度に1つの事しか出来ない私から見るとスーパーマンの様な人だ。
日曜に妻がピックアップトラック1台分のココナツ殻を切断したが、機械の動作がスムースになって刃の回転数が上がったらしく、今までは混在していた切り損ないが無くなり、今までより細かく切れているそうだ。
近くで安く修理してくれる人が居て、本当に助かった。
切断機は直しながら末永く使えそうだ。
50歳の頃、電験3種でも取って理系に転向???しようかとも思いましたが、問題の意味すら分からず、一瞬で撃沈しました(笑)
大切な機械が比較安価で復活して、長く使えそう😁
大切な仕事が出来るようになって、ご同慶の至りです。
電子系は見えにくいでしょうが、機械系は経験が有って勘の良い人は直ぐその機械の本質が見えるみたいで、修理が出来る方が居る様ですねぇ。そんな人がお知り合いに居て、幸運でした。ボルトがつけ忘れはご愛嬌と言う事で😂
タイの田舎で、バイクなどの修理店で、繁盛しているらしい店舗がたまにある様ですが、しっかりした主人が居るのでしょう✌
切断機はそれほど複雑な構造ではないので、自称理系な私は手を出したいのですが、どうしても躊躇する理由はボルトの固着とベアリングの圧入でした。
車の荷台の長物搭載時に開ける蓋は力任せにボルトを回そうとして捻切ってるし、手押し車の車輪のベアリングも外せない。w
知識と道具無しには手を出せません。
修理をお願いしたのは小さなお店ですが、経験豊富で旋盤等の工作機械も持っておられ、無い部品は作ってしまう頼もしさです。
タイでは売上や利益に対して機械の価格は割高ですから、安く早く直して下さるお店は貴重でして、こちらのお店を見ていると、仕事とは社会貢献だなとよく解ります。
我家の家業がパッとしないのは、世の中の需要へ応えて無いのが理由でして、「皆様へ植物の生命力を感じて頂いて、安らぎの場所を作りたい」という私達の願いは空振りばかり。
orz
衣類や食品等の生活必需品は供給過剰だし…。
不景気で需要の縮小もあるのですが…
随分前に昭和43年製のホンダC70というカブバイクを田舎で見つけて7000バーツで購入したのでけど
一応エンジンが掛かったので乗って帰りましたが不調続きなので近所の修理屋へ持ち込みました そこは古いシャリーを修理しては売っている偏屈なオヤジの店
でエンジンを降ろしてクランクを開けてビックリ 空き缶を加工して作ったような部品が多数使われてて これじゃまともに走らないわけだ
日本人の感覚では有り得ない粗悪品販売?
使えそうな中古部品と交換してもらって15000バーツでしたが 貧相なボロバイクに乗る姿を哀れに思ったのか誕生日に元妻が中古Wave100(18000バーツ)買ってくれました
それが最初で最後のプレゼントなのですが、なんと名義は私じゃなかったっていうオチ付きですww
修理費は安くても3千バーツ位を想定してましたから、ギヤの交換までして頂いて半額強は激安でした。
良いお店を探すのは口コミ+込具合で推測するしかなく、難しいですよね。
同じ店でも職人による技術力の差もありますし、頼みの綱は店主のしっかりさ加減かな?
タイの中古品はリスクが高いので私は手を出しませんが、動けばOKで雑に修理してあるのを直すのもありなのでしょうね。
私は今から草刈機の修理なのですが、ボルトが効かなくなって留められないマフラーをボルトへエポキシ接着剤を塗って留める積もり。
一応はバーナーで加熱しても発火しないのは確認したのですが、こんないい加減な修理が上手く行くやら?www
駄目ならエンジンの買い替えです。w