(2001年)中央省庁再編
縦割り行政の弊害や業務の効率・簡素化を目的に、それまでの1府22省庁から1府12省庁に再編された。
が、いくらかたちを変えてもそれで中身が変わるとは限らない。
案の定、行政機関の融通の悪さは再編前と大して変わらないまま今日に至る。
パフォーマンスとしての改革に過ぎなかったと言っていい。
大方の予想通りだ。
それとこの時、ネーミングセンスの悪さが気になった。
国土交通省って何だよ、とか。
或いは厚生労働省辺りは、厚生・労働両省が自分達の名を消すまいと躍起になったであろう姿が目に浮かぶようで、両者の意識上の壁は統合後もずっと続くのだろうな、と思ったものだ。