デボラ・コルカー・カンパニー『ルート』。
コンテンポラリーの楽しいところは、解釈の自由度かもしれない。
しかし、このカンパニーの身体能力の高さといったら!
早いペースでのダンス。群舞が続くなか、飛ぶ、跳ねる、回る。
イメージはクラシカルなんだろうけれどちょっとコミカル。
エレガントというよりフィジカルなところがある意味で新鮮だと
思う。
第二幕での一挙に変わって静的な動き。静的な動きって言う表現は
変なのだけれど、スローモーションのように動いていく。それにも
多大なる筋肉の賜物だと思う。人の上に人が立つというのはアクロ
バティックのようでいて、そなんことはなく複合体としてのエレメ
ントとなりうるのだと思った。二つの、またはそれ以上の身体を
組み合わせることによって、新たな表現を可能としている。
ものすごく個人的に受けたのは”人間下駄”。と呼んでいいのかな?
うつ伏せに寝ている二人の足の間に立っている人が足を差し入れて
歩く、歩く。うーん・・・あ!そうそう、スノーシューみたい!
輪を回すのは、なんだか栗鼠っぽい?などと思っていたがそんなこと
ではなく、これも絶妙なバランスと身体能力で支えられている。
特に回転をぴたっと止めるところはすごいと感心した。
どうやったらあんなバランスがとれるのだろう?
しかもダンサーたちは男女とも腹筋割れているし!
一番ラストで人が勾玉のように輪にぶら下がってくるくる回るのは
とてもきれいだなと思った。
コンセプト優先ではなくまさにダンスなのだなと感じる公演だった。
そう、肉体は肉体が故に美しいのだと感じた。
コンテンポラリーの楽しいところは、解釈の自由度かもしれない。
しかし、このカンパニーの身体能力の高さといったら!
早いペースでのダンス。群舞が続くなか、飛ぶ、跳ねる、回る。
イメージはクラシカルなんだろうけれどちょっとコミカル。
エレガントというよりフィジカルなところがある意味で新鮮だと
思う。
第二幕での一挙に変わって静的な動き。静的な動きって言う表現は
変なのだけれど、スローモーションのように動いていく。それにも
多大なる筋肉の賜物だと思う。人の上に人が立つというのはアクロ
バティックのようでいて、そなんことはなく複合体としてのエレメ
ントとなりうるのだと思った。二つの、またはそれ以上の身体を
組み合わせることによって、新たな表現を可能としている。
ものすごく個人的に受けたのは”人間下駄”。と呼んでいいのかな?
うつ伏せに寝ている二人の足の間に立っている人が足を差し入れて
歩く、歩く。うーん・・・あ!そうそう、スノーシューみたい!
輪を回すのは、なんだか栗鼠っぽい?などと思っていたがそんなこと
ではなく、これも絶妙なバランスと身体能力で支えられている。
特に回転をぴたっと止めるところはすごいと感心した。
どうやったらあんなバランスがとれるのだろう?
しかもダンサーたちは男女とも腹筋割れているし!
一番ラストで人が勾玉のように輪にぶら下がってくるくる回るのは
とてもきれいだなと思った。
コンセプト優先ではなくまさにダンスなのだなと感じる公演だった。
そう、肉体は肉体が故に美しいのだと感じた。