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もう森へなんか行かない

2025-01-16 00:43:14 | コロナ対策をして、映画、漫画、音楽三昧のライフスタイルで、人生を二倍楽しむ方法
山田太一さん脚本の「それぞれの秋」が終了し、一昨日からBS−TBSにて、引き続き山田太一さん原作・脚本の「沿線地図」(1979年)の再放送が開始。

ユーミンの「私のフランソワーズ」好きの私にとって、フランソワーズ・アルディの主題歌「もう森へなんか行かない」が聴けるだけでも、一見の価値有り。

舞台となる沿線は、東急沿線。第一話では、「自由が丘駅」や、二子玉川周辺が登場。

放送当時、まだ12歳だった私は、残念ながらリアルタイムで、このドラマは、見れていないのだが、私の住んでいるのは、東急東横線の特急が停車する「菊名駅」と、JR京浜東北線「鶴見駅」の沿線になるので、大体の土地感は有るし、高校に進学した際には、神奈川県立の最底辺高校への通学に「鶴見駅」ではなく「菊名駅」を利用して、「渋谷駅」や、「横浜駅」にも、頻繁に遊びに出かけている。

当時から女性に大人気の「自由が丘」や、「二子玉川」の風景が懐かしい。

前に木下恵介アワーでの山田太一さん脚本のドラマで、主人公家族の住んでいたのが東急東横線菊名駅の隣の「妙蓮寺駅」なのに驚いたことが有る。
何故なら、ドラマを見るまでそのことを知らなかったのだ。

真行寺君枝さん演じる美貌の女子高生の家庭環境(街の電気屋さん夫婦の一人娘)と、秀才の広岡瞬さんの家庭環境(一橋大学卒の銀行員の父親と、専業主婦の母親夫婦の一人息子)。
笠智衆さん演じる銀行員の父親の父親、祖父は、家族と離れてアパートに一人暮らし。

キャスティングは、いま見直してみても、充分に見応えあり。

前回の再放送時、大まかにストーリーを追ったことが有るので、この後の展開は知っているが、当時の社会風俗や、価値観が無党派層の社会学士である私には興味深い。

当時の大卒は、今に比べてとても価値が有った。

このドラマから五年後、神奈川県立の最底辺高校に通っていた私は、父親の長期入院を期に大学進学を志し、難関と言われた駿台予備学校の試験に合格し、一年間の浪人生活を送り、その後の人生が劇的に好転する。

大学受験と、就職。

悩むよりも先ずは行動し、自分に有った人生を歩めるか?

否か?

は、自分次第。

素晴らしき哉、人生!

ライフ・イズ・ビューティフル!
コメント
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