単行本名(おとぎ正チヤンの冒険)として知られるこの作品は、2003年の逓信総合博物館による特別展(正チャンの冒険80年)を契機に、日本の児童漫画のルーツとして再評価されている。
小星(織田信恒)作、東風人(樺島勝一)画のこの作品は、当初(正チヤンノバウケン)として日刊(アサヒグラフ)に大正12年1月25日創刊号から9月1日迄連載された後、関東大震災の為、一時中断。
(正チャンの冒険)として朝日新聞朝刊に同年10月20日-14年10月31日迄連載。
途中(水曜日の正ちゃん)として週刊(アサヒグラフ)にも大正13年3月12日-8月27日迄連載され、主人公正チャンの被っている毛糸の帽子が正チャン帽として大流行したり、宝塚歌劇団による舞台化や映画化もされるなど、当時の子供たちの間で空前の大ヒット作となった。
朝日新聞社より単行本として全7巻(大正13年7月6日- 14年10月15日)にまとめられている。
漫画史研究者の間では、永いこと全6巻とされていたため、(正チャンの冒険80年)展にて第7巻が展示された際、(展示に使われたメトロポリス漫画総合研究所の蔵書を含め、現存が確認できたのは4冊のみである)話題を呼んだ。
尚、当時の時代背景などの詳細については、(大正・昭和の"童心"と山本有三・笠間書院)収録の(黎明期の日本児童漫画史におけるー赤ノッポ青ノッポーの時代)を御覧ください。
写真・文・共に(正チャンの冒険 もん・りいぶる特製ノート)チクマ秀版社2006年6月16日発行より
このノートは、(もん・りいぶる)シリーズ発行を記念して、戦後に高島屋特製として世に出た(正チャンの冒険)ノートを復刻したものです。
プロモーション及び販売促進用に作成し、関係者や書店さん、アンケートに協力していただいた読者の皆様に配らせていただきました。
樺島勝一先生の著作権継承者である、お孫さんの椛島良介さんにも気に入って貰えた逸品でした。
現在、講談社野間記念館において、横山大観と木村武山、展が2009年3月14日ー 5月17日迄開催されていますが、同時展示として
ー誌上の光彩ー樺島勝一 と題して(少年倶楽部)の誌面を彩った彩密画の名作の数々を展示中。
主な展示作品
敵中横断三百里・大東の鉄人・亜細亜の曙・吼える密林・浮かぶ飛行島ほか
所在地
東京都文京区関口2-11-30
TEL 03-3945-0947
詳しくは
http://www.kodansha.co.jp/nomamuseum/
開館時間
午前10:00-午後5:00
休館日
月・火曜日
入館料
一般500円/学生300円(小学生以下無料)
後日レポートをブログで紹介するつもりです。
小星(織田信恒)作、東風人(樺島勝一)画のこの作品は、当初(正チヤンノバウケン)として日刊(アサヒグラフ)に大正12年1月25日創刊号から9月1日迄連載された後、関東大震災の為、一時中断。
(正チャンの冒険)として朝日新聞朝刊に同年10月20日-14年10月31日迄連載。
途中(水曜日の正ちゃん)として週刊(アサヒグラフ)にも大正13年3月12日-8月27日迄連載され、主人公正チャンの被っている毛糸の帽子が正チャン帽として大流行したり、宝塚歌劇団による舞台化や映画化もされるなど、当時の子供たちの間で空前の大ヒット作となった。
朝日新聞社より単行本として全7巻(大正13年7月6日- 14年10月15日)にまとめられている。
漫画史研究者の間では、永いこと全6巻とされていたため、(正チャンの冒険80年)展にて第7巻が展示された際、(展示に使われたメトロポリス漫画総合研究所の蔵書を含め、現存が確認できたのは4冊のみである)話題を呼んだ。
尚、当時の時代背景などの詳細については、(大正・昭和の"童心"と山本有三・笠間書院)収録の(黎明期の日本児童漫画史におけるー赤ノッポ青ノッポーの時代)を御覧ください。
写真・文・共に(正チャンの冒険 もん・りいぶる特製ノート)チクマ秀版社2006年6月16日発行より
このノートは、(もん・りいぶる)シリーズ発行を記念して、戦後に高島屋特製として世に出た(正チャンの冒険)ノートを復刻したものです。
プロモーション及び販売促進用に作成し、関係者や書店さん、アンケートに協力していただいた読者の皆様に配らせていただきました。
樺島勝一先生の著作権継承者である、お孫さんの椛島良介さんにも気に入って貰えた逸品でした。
現在、講談社野間記念館において、横山大観と木村武山、展が2009年3月14日ー 5月17日迄開催されていますが、同時展示として
ー誌上の光彩ー樺島勝一 と題して(少年倶楽部)の誌面を彩った彩密画の名作の数々を展示中。
主な展示作品
敵中横断三百里・大東の鉄人・亜細亜の曙・吼える密林・浮かぶ飛行島ほか
所在地
東京都文京区関口2-11-30
TEL 03-3945-0947
詳しくは
http://www.kodansha.co.jp/nomamuseum/
開館時間
午前10:00-午後5:00
休館日
月・火曜日
入館料
一般500円/学生300円(小学生以下無料)
後日レポートをブログで紹介するつもりです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます