祝!昭和百年!200万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)

【20世紀冒険活劇の少年世界】メトロポリス漫画総合研究所(since1997)から、昭和の映画、出版美術、音楽を!

【少女マンガの世界】展初日画像

2011-08-23 00:52:06 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
私が店長をしているショッピングサイトがあります。

【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com

よろしくです。


今日の画像は、紀伊國屋画廊(紀伊國屋書店新宿本店4F)にて2011年8月20日(土)~8月29日(月)まで開催されている


竹宮惠子監修


【少女マンガの世界】


原画'(ダッシュ)10年の軌跡

展、初日の座談会終了後に、座談会参加者一名へプレゼントされたサイン色紙を描いている先生方と、その様子を眺めている大勢のギャラリー達です。(笑)
テーブルを囲んで左手前が水野英子先生、左奥が今村洋子先生、右手前が竹宮惠子先生、右奥が巴里夫先生です。
当日の雰囲気や臨場感溢れる熱気が伝わってくる写真かと思われますが・・・。(画像は、各先生方、ギャラリーの肖像権保護のため、ワザとピンボケ加工させていただいております。)


開催時間:10:00~18:30
入場料:無料

の展示会なので、新宿にお立ち寄りの際は、是非一度足をお運び下さいね!

初日には、出展作家による座談会が午後2時からありました。

参加した先生方
今村洋子先生・代表作【チャコちゃんの日記】、竹宮惠子先生・代表作【風と木の詩】、巴 里夫先生・代表作【5年ひばり組】、水野英子先生・代表作【ファイヤー】。(予定されていたわたなべまさこ先生は、残念ながら欠席)

座談会開催中の会場は、昭和の乙女達(現在は、乙女から・・・・へ変貌?)を中心に女性8割強男性2割弱の観客で大入り満員の状態。(笑)
終了後は、先生方による販売書籍へのサイン会もあり、長蛇の列が出来ました。
受付・売店にあるピンクの小冊子「原画'(ダッシュ)」は、一人一部無料で入手出来ます。
内容は〔原画'(ダッシュ)が生まれたきっかけ〕〔所蔵作家一覧〕〔過去の展覧会〕などオールカラー32ページ。
有料でも欲しいくらいに内容が充実していました。
昭和の少女マンガ研究者には、必須アイテムになるかも?(笑)

売店には
巴 里夫先生の自費出版による

【5年ひばり組】1巻。
会場には、【5年ひばり組】全五巻のほか、【りんごのなみだ】【ちびっこ先生】が販売されていました。
全てがサイン入りであり、商業出版されていないので会場で入手するか、巴 里夫先生のホームページの通販で入手するしか方法がありません。
長いこと、幻だった巴 里夫先生の作品たち。
この機会に入手されることをおすすめします。

水野英子先生作品でのおすすめは、ピンクを基調に金箔の装丁がとても綺麗な【ローマの休日】(祥伝社・2009年、定価780円)。
綴じ込み付録としてポストカード2枚組。
収録作品は次の2作。
オードリー・ヘップバーンの映画【ローマの休日】を、1963年の『りぼん』(集英社)9月号の別冊付録として発表したものと、1960年に発行された『ゆりかご』(日文社)第2号に発表されたもの。

目次に
*本作品は原稿が紛失しているため、印刷物より復刻しました。

の注意書きがあります。

他にも受付売店には、水野英子先生の自費出版されている本や、商業出版されている本など多数販売されていました。

そして
【竹宮惠子の世界展】図録(2006年徳島県立文学書道館発行・2007年3刷)
は、おすすめになります。
展覧会の図録は、自費出版と同じく通常の商業出版のルートには乗らないので、展覧会終了後は、美術館、博物館などの展覧会会場にて残部のみ販売されるか、通販にて入手することになります。
自費出版や、通販などで書籍を入手すると、郵送料など割高になりますので、こういった機会にまとめて購入しときたいですね!
私は、竹宮先生の【マンガ脚本概論】(角川学芸出版・平成二十二年、定価2100円)も購入しました。

今回の展示会で私が購入した書籍は、

巴 里夫先生本7冊。
水野英子先生本1冊。
竹宮惠子先生本2冊。
展覧会の無料小冊子1冊とポストカード一枚。
となります。

書籍購入費は、総額13,520円。
全て先生方の貴重な直筆サイン入り本なので、とても嬉しいですね!(笑)

更に、書籍など2000円以上購入者先着100名にポスター一枚貰える特典があったので、私は6枚(笑)貰って帰りは寄り道せずに横浜まで電車に乗って真っ直ぐに帰って来ました。
なぜなら、土曜日は夕方から雨の予報。
書籍とポスターは、袋いっぱいの荷物となり、書籍が雨に濡れてしまっては大変だからです。
それでは、最後に今回の所蔵作家一覧を紹介してこの記事を終りにしたいと思います。

松本かつぢ先生(1904~1986年)
代表作:「くるくるクルミちゃん」

そして、【少年画報大全】(少年画報社・2001年)では、私のインタビューに応じていただけた我らが上田としこ先生(1917~2008年)の代表作:「フイチンさん」。
「フイチンさん」は現在、コミックパークから、オンデマンドで全三巻販売されています。
発行名義人は、何とこの私・本間正幸です!

わたなべまさこ先生(1929年~)
代表作「ガラスの城」

今村洋子先生(1935年~)
代表作「チャコちゃんの日記」

高橋真琴先生(1934年~)
代表作「プチ・ラ」

巴里夫先生(1932年~)
代表作「5年ひばり組」

水野英子先生(1939年~)
代表作「ファイヤー」

牧美也子先生(1935年~)
代表作「マキの口笛」

あすなひろし先生(1941~2001年)
代表作「走れ!ボロ」

北島洋子先生(1943年~)
代表作「ナイルの王冠」

上原きみ子(1946年~)
代表作「炎のロマンス」

竹宮惠子(1950年~)
代表作「風と木の詩」

佐藤史生(1952~2010年)
代表作「夢見る惑星」

花郁悠紀子(1954~1980年)
代表作「フェネラ」
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【若者に夢あり】と【おとうと】 | トップ | 【俺たちの勲章】傷だらけの天使 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語」カテゴリの最新記事