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私が店長をしているショッピングサイトがあります。
【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com
よろしくです。
『編集者が選ぶ少年週刊誌40年マンガランキング100』
25位は、『がんばれ元気』小山ゆう。
画像は、
『日経トレンディ』(1998年5月号・日経ホーム出版社)より。
『週刊少年サンデー』(小学館)
(1976年)
優等生の主人公は現代的で、悲壮な内容もトーンは爽やか
少年サンデーコミックスワイド版(小学館)全12巻
『日経トレンディ』
1998年5月号(日経ホーム出版社)より。
アニメデータ
1980.7.16~1981.4.1
製作・フジテレビ、東映動画
放映・フジテレビ
演出・りん・たろう
作画・小松原一男
参考資料
ロマンアルバム
アニメポケットデータ2000
リスト制作委員会/編
2000年7月1日発行・徳間書店
作者の小山ゆう先生の作品は、前作である『おれは直角』が、連載当時あまり好きになれなかったため、『がんばれ元気』は、あまり読まなかった。
アニメ化された際の主題歌は、良く覚えているが、本編は見ることなく、水曜夜7時のチャンネルはいつも、TBSテレビの『ウルトラマン80』や、日本テレビの『鉄腕アトム』だった。
皮肉にも『がんばれ元気』の後番組は、『Dr.スランプ アラレちゃん』だったので、『Dr.スランプ アラレちゃん』は、毎週見ていたのだから、当時はまさに食わず嫌いな作品だったと言える。
その理由として、前作『おれは直角』の主人公のキャラクターが私の嫌いなタイプだったのに、髷をとっただけの顔が直角そのままの元気が、いくらひたむきに頑張ってみてもあまり信用が出来なかったのと、私の人生感にすら深い影響を与えたボクシング漫画の不朽の名作『あしたのジョー』を見た後だったので、今ひとつ好きになれなかったのだ。
しかし、後年、私にとっての『がんばれ元気』の評価は一変する。
私が、池袋で漫画喫茶メトロポリスの店長をしていた時、お店の取材にきた『日経トレンディー』の記者伊藤健氏の要請により、今回のランキング100に全面協力することになり、ランキングで紹介した作品全てが私のお店で読める環境を整えたのだ。
その時、初めて『がんばれ元気』を最初から全部読み直して、不覚にも、涙を流してしまった。
漫画作品に対しての評価は、発表された時の時代性や読み手の環境や立場によって変わってしまうことがある。
私の漫画に対する評価が、上から目線の漫画評論家や、マニア、オタクの漫画に対する評価とは異なっているのは、その時代性など社会学的見地から見た、大正末期の『正ちゃんの冒険』から始まる少年漫画史の中における客観的評価を試みているからである。
また、その作品に対する一般的な評価に対して私が個人的に好き嫌いがある場合は、その旨を記している。
そもそも、最初に話した通り、漫画にランキングなどつけるのは無意味なことである。
このランキングにおいても、11年前の評価と、現在の評価が異なる作品が私だけでなく、皆さんにもきっとあることだろう。
そのような作品に対する評価をきちんと実名で発表出来るか、匿名のブログ上でしか発表することが出来ないか、そこがプロの研究者とアマチュアの漫画好きのオタクやマニアとの違いになってくる。
自らの言葉で、きちんと漫画を評価出来ない限りは、プロの漫画の研究者にはいつまでたってもなりえないのである。
【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com
よろしくです。
『編集者が選ぶ少年週刊誌40年マンガランキング100』
25位は、『がんばれ元気』小山ゆう。
画像は、
『日経トレンディ』(1998年5月号・日経ホーム出版社)より。
『週刊少年サンデー』(小学館)
(1976年)
優等生の主人公は現代的で、悲壮な内容もトーンは爽やか
少年サンデーコミックスワイド版(小学館)全12巻
『日経トレンディ』
1998年5月号(日経ホーム出版社)より。
アニメデータ
1980.7.16~1981.4.1
製作・フジテレビ、東映動画
放映・フジテレビ
演出・りん・たろう
作画・小松原一男
参考資料
ロマンアルバム
アニメポケットデータ2000
リスト制作委員会/編
2000年7月1日発行・徳間書店
作者の小山ゆう先生の作品は、前作である『おれは直角』が、連載当時あまり好きになれなかったため、『がんばれ元気』は、あまり読まなかった。
アニメ化された際の主題歌は、良く覚えているが、本編は見ることなく、水曜夜7時のチャンネルはいつも、TBSテレビの『ウルトラマン80』や、日本テレビの『鉄腕アトム』だった。
皮肉にも『がんばれ元気』の後番組は、『Dr.スランプ アラレちゃん』だったので、『Dr.スランプ アラレちゃん』は、毎週見ていたのだから、当時はまさに食わず嫌いな作品だったと言える。
その理由として、前作『おれは直角』の主人公のキャラクターが私の嫌いなタイプだったのに、髷をとっただけの顔が直角そのままの元気が、いくらひたむきに頑張ってみてもあまり信用が出来なかったのと、私の人生感にすら深い影響を与えたボクシング漫画の不朽の名作『あしたのジョー』を見た後だったので、今ひとつ好きになれなかったのだ。
しかし、後年、私にとっての『がんばれ元気』の評価は一変する。
私が、池袋で漫画喫茶メトロポリスの店長をしていた時、お店の取材にきた『日経トレンディー』の記者伊藤健氏の要請により、今回のランキング100に全面協力することになり、ランキングで紹介した作品全てが私のお店で読める環境を整えたのだ。
その時、初めて『がんばれ元気』を最初から全部読み直して、不覚にも、涙を流してしまった。
漫画作品に対しての評価は、発表された時の時代性や読み手の環境や立場によって変わってしまうことがある。
私の漫画に対する評価が、上から目線の漫画評論家や、マニア、オタクの漫画に対する評価とは異なっているのは、その時代性など社会学的見地から見た、大正末期の『正ちゃんの冒険』から始まる少年漫画史の中における客観的評価を試みているからである。
また、その作品に対する一般的な評価に対して私が個人的に好き嫌いがある場合は、その旨を記している。
そもそも、最初に話した通り、漫画にランキングなどつけるのは無意味なことである。
このランキングにおいても、11年前の評価と、現在の評価が異なる作品が私だけでなく、皆さんにもきっとあることだろう。
そのような作品に対する評価をきちんと実名で発表出来るか、匿名のブログ上でしか発表することが出来ないか、そこがプロの研究者とアマチュアの漫画好きのオタクやマニアとの違いになってくる。
自らの言葉で、きちんと漫画を評価出来ない限りは、プロの漫画の研究者にはいつまでたってもなりえないのである。
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