ゲームソフトの週間販売本数やゲーム市場を追いかける記事の第8回。
前回はイマイチまとまらなかったんで、今回からはもっとシンプルな思考でいくよっ! (6/26に文章の一部を改訂)
→コンシューマソフト週間販売ランキングTop20(4gamer.net/メディアクリエイト調べ)
※上記の週間販売本数以外のデータ(前作データ等)はすべてゲームデータ博物館様(ファミ通データ)より転載。
今週の首位は、あのじおりー名人も遊んでいるというウワサのPSP「ダンボール戦記」(16.6万本)。
20万本程度が出荷され、8割前後を消化する好調なスタートを切っている模様です。
●レベルファイブがPSPでも成功した意味とは
ダンボール戦記はメディアミックス展開なので、キャラゲーと言っていいか微妙なんだけど
少なくとも今回のゲームの好調は、先行放映されていたアニメの効果が大きそう。
というワケで、キャラゲーと考えた場合にPSPソフトとしてはどれくらいの位置にあるか調べてみた。
見ての通りPSPのキャラゲーの上位はスパロボ&ガンダムと、セガの音ゲーの独壇場だったんだけど
今作は7位に食い込む大健闘。ダンボール戦記はイナズマイレブンと同じく低年齢層がターゲットと
思われるコンテンツなんだけど、その低年齢に弱いとされるPSPでの好調も特筆に値します。
ここで、改めてレベルファイブのDSにおける存在感をデータにして出してみた。
まずはサードパーティのオリジナルタイトルの初動ランキング。
オリジナルタイトルで初週10万本オーバーはレベルファイブのみ。
他の大手サードパーティでもなしえなかったことを、平然とやってのけてしまった。
ついでにサードパーティのソフト全体の累計ランキングも出してみた。続編やキャラゲーも込み。
TOP6までがドラクエなんだけど、7位にイナズマイレブン2が食い込み、10位以下にも続々ランクイン。
レベルファイブはソフトのリリース数こそ少ないものの
1タイトルごとの販売実績は大手メーカーをも凌ぐ規模になってます。
しかし、今までは自社ブランドの成功はDSのみだったので、ダンボール戦記の発売は
DSとはユーザー層の違いがあると言われるPSP、そして他プラットフォーム進出への試金石だった。
レベルファイブの神通力はDS以外にも通用することが明らかになり、
今後は各プラットフォームの普及にも影響を与える存在になっていきそう。
●相次ぐ有力ソフトの発売で、徐々に底上げされつつある3DS
僅差で2位になったのは「ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D」(16.4万本)。
ファミ通や電撃集計では首位を獲得しており、ドローといって良さそう。
消化率は9割オーバーのようで、出荷に余裕があれば、上積みがあったのは間違いないところ。
さて、以前にグラフを出した3DSのハード販売推移の推測部分が結構当たってたような気がするので
調子に乗って更新してみたよ。今回は6週間も先まで出してみる無謀ぶり!
※グラフの点線部分が推測値。
次回は何もトピックスがないので、いったん下がるだろうけど
各有力ソフトの発売で底上げされており、前週並の水準を維持すると予想。ゼルダパワーの残りで上振れもアリ。
以降も有力ソフトの発売で押し上げられ、そして底上げされるというパターンが繰り返されそう。
信じる・信じないは、あなた次第!
【関連記事】
・【週間ゲーム販売本数】安定する「龍が如く」と、展望が開けつつあるPS3市場(2011年6月6日~6月12日)
・【週間ゲーム販売本数】「バイオ」が首位。3DS本体の週販は下げ止まり、そして反発の兆し(2011年5月30日~6月5日)
・【週間ゲーム販売本数】「ワンピース」好発進、3DSサード製ソフトの動きはDS以上>(2011年5月23日~5月29日)
・【週間ゲーム販売本数】「AKIBA'S TRIP」と、ヒット作が出始めたPSPオリジナルタイトル(2011年5月16日~5月22日)
・【週間ゲーム販売本数】「涼宮ハルヒの追想」とキャラクターゲーム(2011年5月9日~5月15日)
・【週間ゲーム販売本数】立ち上がりにつまづいた3DS、現状と対策は?(2011年5月2日~5月8日)
・【週間ゲーム販売本数】最後の約束の物語、エルシャダイ、パタポン3(2011年4月25日~5月1日)
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今週の首位は、あのじおりー名人も遊んでいるというウワサのPSP「ダンボール戦記」(16.6万本)。
20万本程度が出荷され、8割前後を消化する好調なスタートを切っている模様です。
●レベルファイブがPSPでも成功した意味とは
ダンボール戦記はメディアミックス展開なので、キャラゲーと言っていいか微妙なんだけど
少なくとも今回のゲームの好調は、先行放映されていたアニメの効果が大きそう。
というワケで、キャラゲーと考えた場合にPSPソフトとしてはどれくらいの位置にあるか調べてみた。
見ての通りPSPのキャラゲーの上位はスパロボ&ガンダムと、セガの音ゲーの独壇場だったんだけど
今作は7位に食い込む大健闘。ダンボール戦記はイナズマイレブンと同じく低年齢層がターゲットと
思われるコンテンツなんだけど、その低年齢に弱いとされるPSPでの好調も特筆に値します。
ここで、改めてレベルファイブのDSにおける存在感をデータにして出してみた。
まずはサードパーティのオリジナルタイトルの初動ランキング。
オリジナルタイトルで初週10万本オーバーはレベルファイブのみ。
他の大手サードパーティでもなしえなかったことを、平然とやってのけてしまった。
ついでにサードパーティのソフト全体の累計ランキングも出してみた。続編やキャラゲーも込み。
TOP6までがドラクエなんだけど、7位にイナズマイレブン2が食い込み、10位以下にも続々ランクイン。
レベルファイブはソフトのリリース数こそ少ないものの
1タイトルごとの販売実績は大手メーカーをも凌ぐ規模になってます。
しかし、今までは自社ブランドの成功はDSのみだったので、ダンボール戦記の発売は
DSとはユーザー層の違いがあると言われるPSP、そして他プラットフォーム進出への試金石だった。
レベルファイブの神通力はDS以外にも通用することが明らかになり、
今後は各プラットフォームの普及にも影響を与える存在になっていきそう。
●相次ぐ有力ソフトの発売で、徐々に底上げされつつある3DS
僅差で2位になったのは「ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D」(16.4万本)。
ファミ通や電撃集計では首位を獲得しており、ドローといって良さそう。
消化率は9割オーバーのようで、出荷に余裕があれば、上積みがあったのは間違いないところ。
さて、以前にグラフを出した3DSのハード販売推移の推測部分が結構当たってたような気がするので
調子に乗って更新してみたよ。今回は6週間も先まで出してみる無謀ぶり!
※グラフの点線部分が推測値。
次回は何もトピックスがないので、いったん下がるだろうけど
各有力ソフトの発売で底上げされており、前週並の水準を維持すると予想。ゼルダパワーの残りで上振れもアリ。
以降も有力ソフトの発売で押し上げられ、そして底上げされるというパターンが繰り返されそう。
信じる・信じないは、あなた次第!
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